世界にひしめく古い考えや思いは“亡霊”、役者主体のCAPIによるイプセン劇

世界にひしめく古い考えや思いは“亡霊”、役者主体のCAPIによるイプセン劇

CAPI「Gengangere 再び立ち現れるもの 亡霊たち」が、2月20日から3月1日まで、東京・こまばアゴラ劇場で上演される。

【写真】CAPI「Gengangere 再び立ち現れるもの 亡霊たち」チラシ裏(メディアギャラリー他1件)

CAPIは、2014年に「マッチ売りの少女」で共演した高山春夫、中山一朗、久保庭尚子、藤井由紀が翌年に設立した一般社団法人。役者の立場や個々の役の状況から作品を読み解き、戯曲の新たな解釈や魅力を引き出すことを目的に活動している。今回は、ヘンリック・イプセン作の「幽霊」を、「Gengangere 再び立ち現れるもの 亡霊たち」のタイトルで上演。毛利三彌が翻訳・演出し、日本のみならず世界のさまざまな場所で古い考えや思いがひしめき合い、我々を支配する“亡霊”となっているという視点から作品を立ち上げる。出演者として久保、中山、高山、藤井のほか、西山聖了が参加する。

■ CAPI「Gengangere 再び立ち現れるもの 亡霊たち」
2020年2月20日(木)~3月1日(日)
東京都 こまばアゴラ劇場

作:ヘンリック・イプセン
翻訳・演出:毛利三彌
企画:高山春夫、中山一朗、久保庭尚子、藤井由紀
出演:久保庭尚子、西山聖了、中山一朗、高山春夫、藤井由紀

※高山春夫の「高」は、はしご高が正式表記。