真利子哲也監督『宮本から君へ』で監督賞「視野広げて作りたい」文化庁研修制度でボストン滞在中

引用元:中日スポーツ
真利子哲也監督『宮本から君へ』で監督賞「視野広げて作りたい」文化庁研修制度でボストン滞在中

 東京映画記者会(東京中日スポーツなど在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成)が選ぶ「第62回(2019年度)ブルーリボン賞」が27日、決定した。

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 人気漫画を原作に宮本(池松壮亮)と靖子(蒼井優)の究極の愛と試練を描いた「宮本から君へ」。真利子哲也監督(38)は、監督賞受賞に「一生懸命力を入れた作品。受賞できて良かった。(ブルーリボン賞は)縁がない、遠い存在だと思っていたので、まだ実感がない」と謙遜する。

 演技派の池松と蒼井の“幅”を一層広げた演出は見事。2人とはコミュニケーションを重ね「信頼関係につながった」。

 昨年4月から文化庁の研修制度でボストンに滞在中。今後は「海外を含めて日本だけでなく視野を広げて作りたい」。