ピース又吉、映画『ジョーカー』の主人公に共感 過去の苦い体験明かす

引用元:AbemaTIMES
ピース又吉、映画『ジョーカー』の主人公に共感 過去の苦い体験明かす

 1月27日、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹(39)が、都内で行われた映画『ジョーカー』デジタル配信記念イベントに登場した。

【動画】ピース又吉、映画『ジョーカー』の衝撃を振り返る「しばらく席を立てなかった」

 同作を映画館で鑑賞したという又吉は「衝撃を受けすぎました。見終わった後、しばらく席を立てなかった」と、初めて見た時の感想を振り返った。さらに、2日後に再度映画館に足を運んだという又吉は「インパクトがあるシーンが多かったので、あの後どうだったかな?とよく思い出せない所があって。(2回目を見て)ようやく全体を把握できたというか…それくらい僕にとっては印象に残る、すごく好きな映画です」と話した。

 また、同作の主人公・アーサーと同じ芸人として共感する部分もあったという。又吉は、「僕も上京して、芸人になりたくて養成所に行ってアルバイトしながら頑張っていたんですが、バイト先のオーナーに『又吉より関西出身の先輩のほうが面白い』って言われたり…なんで人を楽しませたいだけなのに、こんな思いをするんやろ?みたいな事が多々あった」と、自身の体験を明かした。続けて「でも僕なんて恵まれてて、そういう経験を舞台で話したらお客さんが笑ってくれたりとお笑いで昇華していけた。でもアーサーは、何かがうまくいっていなくて、憂鬱な感情をお笑いまで昇華できていない。それを見てて『頑張れ!』と思った」と、心を寄せた。

 「ジョーカー」は29日にブルーレイとDVDが発売され、デジタルレンタル配信も開始となる。