本上まなみ “ヒロイン”ドランク塚地を絶賛「可愛さに負けないように苦労しています」

本上まなみ “ヒロイン”ドランク塚地を絶賛「可愛さに負けないように苦労しています」

 小澤征悦(45)主演のフジテレビ系ドラマ「パパがも一度恋をした」(2月1日スタート、土曜後11・40)の制作が27日、都内で発表された。

 阿部潤さんが「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に連載した漫画を初映像化。亡くなったママがおっさんの姿に生まれ変わって現れるラブコメディー。最愛の妻の死後、ショックで3年間引きこもった夫を小澤が演じ、「面白かったと思ってくれたらうれしいです」とあいさつ。「観ている人がハッピーになってくれたらと思ってやっている。真面目にバカをやるって感じで、現場はとても上手く回っている感じ」と撮影の様子を紹介した。

 妻役はドランクドラゴンの塚地武雅(48)で、生前のシーンは本上まなみ(44)。一人娘役は福本莉子(19)。

 塚地は「初のヒロイン役。思い切ってやってみました。楽しんでいただけたら幸い。期待してください」とアピール。女装はコントなどで経験があるが、「何より苦労している点は、今回のドラマでは、このまんま(の姿)で女の人に見えなくちゃいけない。包丁の持ち方でも違うので」と妻役らしい所作や仕草に苦戦しているという。

 それでも本上は、「(女性を演じる)塚地さんが可愛くて…あの可愛さに負けないように必死に苦労しています」と絶賛した。

 一方で、塚地は、初回から交差点に裸で登場するシーンもあり「塚地、裸で何やっているんだって感じにはなっていましたよね。寒かったですよね」と振り返り、夫婦のシーンで小澤と向き合っても「ボーイズラブみたいなのとも違う。恥ずかしくもなく、いちゃいちゃやってますよ」と話した。

 作風にちなんで、人は見た目か、中身か、についても討論。本上は「イケメン過ぎるとどうしていいか。戸惑ったり、ドキドキしたり。素の自分が出せない。リラックス出来る人じゃないと長くは続かない」と回答。

 小澤も「中身です」と同調し、「人と接するときに大事な事って助け合う気持ち、支えあおうとする心、そういうところが人間関係が長続きすることだと思います」と付け加えた。

 司会者が本上らに外見が「塚地さんでもいい?」と突っ込むと、塚地は「俺がダメみたいな言い方じゃない。(外見が)0点みたいに言うけど、俺は100点だと思っている」と胸を張った。

 制作は東海テレビ(名古屋市)で、「オトナの土ドラ」の放送枠ではシリーズ24作目で初のコメディーとなる。