仁香、長男出産時に“子宮内反症”で手術していた 「分娩台の下は血の海だった」「2万人に1人」と命の危機を初告白

引用元:ねとらぼ
仁香、長男出産時に“子宮内反症”で手術していた 「分娩台の下は血の海だった」「2万人に1人」と命の危機を初告白

 モデルの仁香さんが1月27日にブログを更新。24時間以上かかったという長男の出産時に、おおよそ1~2万件に1件ほどのケースだという「子宮内反症」を発症して手術を受けていたことを明かしました。

【画像】現在の仁香さんファミリー

 長男が12歳の誕生日を迎えたことを機に、「実はすごく大変な出産でした。12年経ったのかと思ったらブログに綴ろうと思いました」と子宮内反症を伴う出産の経験談を初告白した仁香さん。「私の胎盤は引っ張っても引っ張っても出てこなくて、痛い苦しみが20時間続いた後だったので、もうやめて欲しくて叫んだと共に私は麻酔を投与され4時間手術したんです」と壮絶な痛みと長時間戦った末に手術となったそうで、「目覚めた時は何が何だか分からなかったです」と術後の心境を振り返っています。

 子宮内反症とは、子宮の内膜面が外側に反転した状態のことで、大量出血を引き起こし、場合によっては子宮全摘となるケースも。仁香さんは、「胎盤を引っ張ってるうちに子宮がひっくり返ってしまって外に出てきちゃうんです。靴下が裏側になるみたいなイメージ」と説明しており、「私は幸いにも定位置に子宮を戻す事が出来たみたいです。血液製剤を投与してもらいなんとか復活しました。分娩台の下は血の海だったそうで当時元夫は、私が死ぬんじゃないかと恐怖に襲われたそうです。私は記憶が全くないのだけど」と術後に聞いたという当時の状況をつづっています。

 仁香さんが出産した病院の設備が整っていたため一命をとりとめましたが、自宅出産や血液製剤の用意がない病院を選んでいれば命を落としていた可能性も十分にあったとのこと。術後は子宮の状態も順調に回復したそうですが、「元夫も私も家族も当時はトラウマになってしまいました」と簡単に受け止められるような出来事ではなかったそうで、「私と同じ経験してる人もいらっしゃるかもしれないし、2万人に1人の1人に今後なるかもしれない」「出産って本当に準備に準備を重ねていても何があるか分からないので、今後出産をする方はどこで産むかを今一度考えてほしいなと思います」など万全を期して出産に臨むように訴えていました。

 現在は16歳下のカメラマンである柴田翔平さんと再婚し、大切な息子と家族3人で暮らしている仁香さん。壮絶な体験をともにした元夫とは離婚という結果になりましたが、「あの時代は間違いなくかけがえのない宝物。そしてそのタイミングで息子を授かりこの世に誕生させたことにはやはり感謝しかないです」と大切な経験として胸に刻まれているようでした。 ねとらぼ