三船敏郎の生誕100周年記念特集、デビュー作含む8本を35mmフィルムで上映

引用元:映画ナタリー
三船敏郎の生誕100周年記念特集、デビュー作含む8本を35mmフィルムで上映

俳優・三船敏郎の生誕100周年を記念した特集上映「世界のミフネと呼ばれた男 ~三船敏郎 生誕百年記念~」が、3月27日から4月9日にかけて東京・新宿武蔵野館、新宿シネマカリテで行われる。

【写真】「銀嶺の果て」 (c)1947 東宝(メディアギャラリー他8件)

2020年6月に開館100周年を迎える新宿武蔵野館では、毎月テーマに合わせた特集企画を展開中。今回は三船のデビュー作となった山岳アクション「銀嶺の果て」をはじめ、原節子と共演したライトコメディ「東京の恋人」、三船演じるタクシー運転手と客とのエピソードを中心にしたオムニバス作品「吹けよ春風」、第28回アカデミー賞名誉賞(外国語映画賞)に輝いた「宮本武蔵」などが上映される。

さらに第19回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した「無法松の一生」や、フランスの戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」を時代劇に翻案した大作「或る剣豪の生涯」、鶴田浩二との競演が話題を呼んだアクション「暗黒街の対決」、太平洋戦争時の真珠湾攻撃やミッドウェー海戦などを通じて山本五十六の人間像を描いた「連合艦隊司令長官・山本五十六」と、計8作品が全作35mmフィルムでスクリーンにかけられる。

■ 世界のミフネと呼ばれた男 ~三船敏郎 生誕百年記念~
2020年3月27日(金)~4月9日(木)東京都 新宿武蔵野館、新宿シネマカリテ
<上映作品>
「無法松の一生(1958年)」
「連合艦隊司令長官・山本五十六」
「暗黒街の対決」
「銀嶺の果て」
「東京の恋人」
「或る剣豪の生涯」
「宮本武蔵(1954年)」
「吹けよ春風」