小栗有以「AKB48巻き返しのショーを」 現役高校生最後の制服姿も披露

引用元:オリコン
小栗有以「AKB48巻き返しのショーを」 現役高校生最後の制服姿も披露

 アイドルグループ・AKB48の小栗有以(18)が26日、都内のTOKYO DOME CITY HALLで『AKB48小栗有以ソロコンサート~YUIYUI TOKYO~』を開催した。小栗のソロライブは2017年1月以来3年ぶり2度目。2014年4月の加入からまもなく6年を迎え、AKB48の若手エースとなった小栗は「これからAKB48巻き返しのショーをファンのみなさんとメンバーで作り上げていきたいです」と呼びかけ、ファンは割れんばかりの拍手と声援で呼応した。

【ライブ写真】かわいらしい制服姿で登場した小栗有以

 AKB48グループが18日から同所で行っていた『AKB48グループ TDCホールライブ祭り』(9日間計17公演)のトリは、2017年1月以来2度目のソロライブとなる小栗(チーム8兼チームA)。紗幕に歌詞を投影する演出で「百合を咲かせるか?」からスタートすると、「バラの儀式」「Blue rose」「風は吹いている」を女性ダンサーとともにクールにパフォーマンスした。

 最大の見せ場は中盤のダンスブロック。小栗がこれまでに挑戦したことのないジャンルのダンスを踊るもので、それぞれ異なる振付師/ダンサーが今回のコンサートのためにオリジナルの振付を考案した。

 「プラスティックの唇」ではFabulous SistersのRuuがK-POP系の女性らしい動きの振付を、「この涙を君に捧ぐ」では「パプリカ」で知られる辻本知彦がコンテンポラリー・ダンスを求め、「すべては途中経過」では乃木坂46の振付などで知られるSeishiroがJAZZ系の振付を手がけた。伝説のコレオグラファーならぬ「コレ・オグリ・ファー」のYuiYuiこと小栗も「抱きしめちゃいけない」の振付を自ら考案。衣装も1曲ごとに替え、それぞれの世界観を演じきって称賛の拍手を浴びた小栗は「この挑戦をしてよかった」と涙をみせた。

 加入当時は中学1年生だった小栗は今春、高校を卒業する。アンコールでは学校の制服風衣装で登場し「制服の羽根」を披露。「現役では最後になるので着たいなと思って着ました」と笑顏をみせると、「AKB48が大好きな中学1年生だった私をアイドルにしてくださったのはファンのみなさんです。自分が納得するまで小栗有以のアイドル物語を作っていきたいです。まだ半分もいってないと思うので、1冊の分厚い本ができるように頑張りたいと思います」と宣言し、会場は大歓声に包まれた。