アニー賞、京都アニメーション放火事件の犠牲者を追悼

アニー賞、京都アニメーション放火事件の犠牲者を追悼

 現地時間25日、アニメ界のアカデミー賞といわれる、第47回アニー賞の授賞式がアメリカ・ロサンゼルスで行われ、追悼コーナーにおいて、昨年7月に起きた放火事件で亡くなった、京都アニメーションの方々に追悼が捧げられた。

京アニ制作の短編「バジャのスタジオ」

 追悼コーナー内の映像では犠牲となった方々が紹介され、最後には、同社が制作した短編アニメーション「バジャのスタジオ」の映像が流された。またこの日は『PERFECT BLUE パーフェクト ブルー』(1998)、『パプリカ』(2006)など、世界的に評価された名作を手がけ、2010年にがんで亡くなった今敏監督に、生涯功労賞となるウィンザー・マッケイ賞が与えられ、今監督と長年仕事を共にしてきた、プロデューサーの丸山正雄氏が賞を受け感謝のスピーチを述べた。(編集部・入倉功一)