大久保佳代子「勝手に想像して、勝手に嫉妬して…」自身の“嫌な恋愛”を語る

引用元:TOKYO FM+
大久保佳代子「勝手に想像して、勝手に嫉妬して…」自身の“嫌な恋愛”を語る

大久保佳代子がパーソナリティをつとめ、ゲストと一緒にリスナーのお悩みに寄り添い、癒しを与えるTOKYO FMの番組「KOSE Healing Blue」。1月19日(日)の放送は、お笑い芸人・狩野英孝が登場。リスナーの恋愛相談に応えました。<リスナーからの相談>
好きな人ができると、好きな人のことしか考えられなくなり、何も手につかなくなります。相手を想いすぎて苦しくなってしまい、好きな人を嫌いになることも、しばしばあります。
そんな恋愛をしているので、今までは片想い止まり。もし自分から想いを伝えて、恋が実ったとしても、今までの自分と何かが変わってしまうのではないかと思うと、怖くて踏み出せません。誰にも相談できず困っています。どうしたらいいのでしょうか?(ラジオネーム:こじらせちゃん)

*   *  *狩野:これ、僕ちょっとわからないです。相手を思いすぎて苦しくなって、好きな人を嫌いになることが、しばしばあることがよくわからない。

大久保:わからないでしょうね、あなたみたいな人には……。

狩野:いや、急にそんな冷たくなるんですか(笑)!

大久保:私は非常にわかりますよ。

狩野:好きなのに嫌いなんですか?

大久保:好きな人を思うあまり、その人のことで時間を取られて、自分の醜いところも、いろいろ出てくるんですよ。

狩野:いいじゃないですか!

大久保:それで、私なんかは、その人がやっているTwitterを調べ始める。“今、なにしているんだろう?”って。そういう行動って、自分のすごく醜い姿かなと思っちゃうのよ。勝手に。

狩野:そうですかね? いいじゃないですか。

大久保:勝手に想像して、勝手に嫉妬して。それで、その人のTwitter上でやり取りしている女の子のことを、“どうせ大した女じゃない”と思ったり。そんな自分のことをすごく嫌いで、“もっと自分磨きをすればいいのに”って、頭ではわかっているけど、できなくて。おそらく、こじらせちゃんも、そんな感じになっているんじゃないかな?

狩野:そうですか。

大久保:“そんなことをさせる、あの男が悪い”みたいに思うことも。もう、だいぶこじらせていますよ。言っていることはね。

狩野:そうですよね。

大久保:それで、嫌いになることも、しばしばあるんですよ。

狩野:僕、そういうふうに思っていることも、何かすごく素敵に思う。“ロマンチックでいいな”って。恋愛に発展すれば、もちろんいいんですけど、片思いの段階から“ちょっと楽しいな”って、楽しんじゃうタイプなんです。

大久保:そうなんだ。こじらせちゃんみたいな子たちは、もしかしたら自分に自信がないのかもしれないし。でも、“一途になりすぎちゃう”っていうのは、自覚はしているからね。

狩野:なるほどね。思いが強すぎて苦しくなってしまったら、どのようにシフトチェンジすればいいのかわからないですけど……僕は、本当に素敵な状態だと思います。

大久保:わかる。もっと楽しんだほうがいいよね。“こんなふうに思える人に、あと何人出会えるんだろう?”とかね。そういう気持ちは大事にしたほうがいいよね。

狩野:そうですね。あと、“もっと他のところを磨けばよかった”なんて言う人もいますけど、例えば相手のSNSを見て、好きな女性のタイプが見えてきたら、そこを目指していけるのも“女性磨き”じゃないですか。それが、さりげなくだったらいいんですけど、“重いな”って思われたら損じゃないですか。

大久保:加減だよね。でも、こじらせちゃんは、まだ22歳。

狩野:まだ若いですもんね。

大久保:そう思う。私は48だからさ。私がそんなふうに思うのは、やっぱりちょっと重いし、怖いなって思うけど。22歳は失敗しても全然いい。

狩野:確かに。何回転んでも立ち上がれる年齢だし。

大久保:いいのよ。“恋愛が実ったところで、今までの自分と何かが変わってしまうのでは?”って言っているけど、変わることができるのが恋愛だよね。

狩野:そうです。何も変わらなかったら、恋愛じゃないですから。

大久保:今、冷静にラジオを聴いている人に言いますけど、大久保佳代子と狩野英孝が喋っていますからね、これ(笑)。

狩野:そうです(笑)。素晴らしい!

大久保:こじらせちゃん、ちょっとこの話を参考にしてみてください!

(TOKYO FMの番組「KOSE Healing Blue」1月19日(日)放送より)