中川大志 奇跡のシュートに挑戦「何度見ても胸が熱くなる」

引用元:スポーツ報知
中川大志 奇跡のシュートに挑戦「何度見ても胸が熱くなる」

 俳優の中川大志(21)が25日、都内で行われたBS―TBSの開局20周年記念ドラマ「左手一本のシュート」(3月14日放送、後9時)の制作発表に出席した。

 2007年4月、中学時代はバスケットボールの注目選手だった田中正幸さんが脳出血に倒れ、右半身がまひ。リハビリに励み、1年遅れで始まった高校生活で左手1本で“奇跡のシュート”を決めた実話がもとになっている。なお、田中さんはその後、競泳に転向しパラリンピックを目指す生活を送る。

 自身もバスケ経験者の中川は、田中さんの実際の映像を見て「何度見ても胸が熱くなる。鳥肌が立ちました。シュートを決めたこともすごいですが、本人よりもチームメート、家族や周りの方が喜んでいたのがこのドラマで大事なところ」と真剣な表情。

 勘を取り戻すため、朝9時に集合して走るなど練習に励んでおり「まず体力の衰えに落ち込むところから始まりました」と苦笑い。障害が出てからバスケをするシーンもあり「左手でも練習しています。左ではシュートは初めてのチャレンジです」とやる気を見せていた。 報知新聞社