映画『ロマンスドール』の初日舞台挨拶が24日、都内で行われ、俳優の高橋一生、蒼井優らが出席。高橋の結婚願望が語られ、会場を盛り上げた。
高橋一生「結婚したくてしょうがない」？映画初日舞台挨拶で暴露されタジタジ
ラブドール制作工場という型破りな設定とセンセーショナルな展開が話題となった恋愛小説『ロマンスドール』。発表から12年、原作者のタナダユキ自らが脚本・監督を務めて映画化され、現代のラブストーリーを描いた。
主人公・哲雄を演じた高橋は「撮影から一年が経ちました。この日が来るのを楽しみにしていました」と挨拶。ラブドール職人という今までにない役柄を演じるにあたって、実際に工場を訪れたという高橋。「皆さん職人さんのように、工芸品を作るような作業をされていましたね」と工場見学の体験を語った。
ヒロインを務めた蒼井優との共演は2001年公開の『リリィ・シュシュのすべて』以来19年ぶり。蒼井については「（演技を）自然と返してくださる方。ずっとボールを投げ合っているようなことができる」と安心感を語った。本作では、結婚式が終わった日のシーンが印象に残っているといい「役者冥利につきますね。1月の薄ら寒い中、蒼井さんと疑似体験できてとっても幸せな気分になりました」と撮影中のエピソードを明かした。
実は、撮影中「結婚したくてしょうがない」と語っていたという高橋。共演者の渡辺えりにそのことを暴露され、タジタジの様子。渡辺、きたろうから「蒼井さん独身だからアタックすれば？」と押されるも、昨年6月に蒼井が実生活で結婚。「蒼井さん結婚しちゃってね！」と渡辺が語り、会場を笑わせた。
この日は、“秘密を抱える主人公・哲雄”にちなみ「ミステリアスな人は誰？」とのトークも。蒼井は高橋を挙げ、「赤ちゃんみたいな時と、仙人みたいな時のギャップが激しすぎるので、全く掴めないです。ご飯をむしゃむしゃ食べる姿が友達の赤ちゃんみたい」と高橋の魅力を語った。
映画『ロマンスドール』は24日から全国ロードショー。
