米倉涼子主演「ドクターX」第9話18・2% 全話15%超で次回最終回

 女優の米倉涼子(44)が主演するテレビ朝日ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・00)の第9話が12日に放送され、平均視聴率が18・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが13日、分かった。最終回直前に、高数字をマークした。

 初回(第1話)は、今年のGP帯で放送された民放連続ドラマトップの20・3%でスタートを切ると、第2話は19・0%、第3話は18・1%、第4話は17・8%、第5話は15・9%、第6話は19・3%、第7話は18・6%、第8話は17・4%と、全話15%超の高水準で推移していた。

 高視聴率を続けるドラマシリーズは今回が第6弾。2012年に第1弾が放送され、平均視聴率19・1%を記録。第2シリーズから第5シリーズまでは全て平均視聴率20%以上を叩き出し、決めゼリフ「私、失敗しないので」も流行した。

 今シリーズでは、前シリーズまでの舞台だった「東帝大学病院」が倒産寸前の危機に直面し、新たな権力闘争が激化。そんな中、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが武器のフリーランスの医師、大門未知子が白い巨塔に帰ってくる。

 第9話では、ミュージシャン役で宇崎竜童(73)と「ゲスの極み乙女。」などのボーカル・川谷絵音(31)がゲスト出演したことも話題になった。

 第9話は、日本が誇るロックスター“勇チャン”こと、九藤勇次(宇崎)が「東帝大学病院」に入院する。九藤の大ファンである原守(鈴木浩介)は、主治医を任され有頂天に。同じ頃、デビュー曲の再生回数9億回を誇る若きシンガーソングライター・新津多九也(川谷)も「東帝大学病院」に極秘入院。九藤に用意されていたのは一般の病室であるにもかかわらず、VIP患者用の特別室は新津のために使われており、それをたまたま九藤が知ってしまったことで、気まずい空気が流れる。それならば、と派手でロックなことを好む九藤は、ひと目見て気に入った大門未知子(米倉)を登壇させ記者会見を開くことを提案する…という展開だった。

 次週19日にいよいよ最終回を迎える。