東出昌大に家庭問題の専門家も厳しい見方「離婚合意も誠意」

引用元:THE PAGE

 別居生活に入った東出昌大と杏夫妻。原因は、東出と女優・唐田えりかとの不倫という。東出の所属事務所は別居について、修復へのステップを踏むための冷却期間と説明したが、修復の目はあるのか。家族心理ジャーナリストとして数々の夫婦の相談にも携わってきた麻生マリ子氏に聞いた。

修復に厳しい見方 SNS匂わせに思い出す過去のケース

 「いま報じられている情報だけで判断すると、不倫がわかってから3年という期間があって、修復のタイミングは何度もあったはずなんです。それでも不倫関係を続けるって、どういう神経をしているのかと言われても反論できない。そんななか別居という形になったことを考えると、修復は現実問題かなり厳しいという印象を受けます」

 麻生氏は今回の報道で、いずれも事情も背景も異なるものの2つのケースを思い浮かべたという。1つは不倫相手の女性の行動から、RIP SLYMEのSUと大塚愛のケース。SUと大塚は2010年6月に結婚し11年3月には長女が誕生したが、17年にSUの不倫が報じられ、翌18年に離婚するに至った。

 「不倫相手の行動に唐田さんと似たところがあって、関係がわかった後もSNSに大塚さんを挑発するような投稿をしたりインタビューで交際を匂わせるようなコメントをするなどして事態が悪化していきました。そんな中、SUさんが活動休止という形になって、やがてRIP SLYME自体も休止に追い込まれました。大塚さんは子どもとの生活を守るため離婚を決心しましたね。結局、相手の女性も女性で、そういう感じの方ですと反省も何もあったものじゃないというか」

東出とはケース異なるも高知東生の反省の示し方に評価

 もう1つ思い浮かんだのは、反省の見せ方として、高島礼子と離婚した高知東生のケースだという。高知は1999年に高島礼子と結婚したが2016年6月に覚醒剤と大麻所持の容疑で逮捕、同時に不倫も発覚。そして同年8月に高島との離婚を発表した。

 「反省の見せ方としては筋が通っていると思うのが高知さんです。今月号の『婦人公論』でインタビューに応じていますが、離婚した高島さんとは連絡はとっていないけれども、かなりその後の生活で反省をしていて、自助グループとの出会いを得て依存症予防教育アドバイザーの資格も取得したうえで、薬物依存体験と後悔を全国各地で語り続けているんですね。反省と後悔の気持ちを、時間をかけての実際の行動で語っているわけで、たとえばもしどこかで高島さんが記事を目にしていたら、少なくとも本気で反省していることは感じられるんじゃないかなと」

 高知の場合は薬物という犯罪が関わっており、もちろん東出とは異なるケースではあるが、反省の示し方としては、それなりに時間をかけて実際の生活をあらためることで伝えていく、ということが一定の説得力を持つということだろう。