佐藤隆太のフランクな交流に会場和む 「これ、なんですか?」記者の私物に興味

引用元:オリコン
佐藤隆太のフランクな交流に会場和む 「これ、なんですか?」記者の私物に興味

 俳優の佐藤隆太が24日、東京芸術劇場で行われた舞台『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』公開ゲネプロ&囲み取材に登場。観客参加型の一人舞台で報道陣を巻き込んだ観客との交流を楽しんだ。

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 2013年にイギリスで幕を開けた同作は、登場人物が1人。開演前に出演者は観客に話しかけたり、番号のついた小さなカードを渡したりしてコミュニケーションをとり、観客は受け取ったカードの番号が呼ばれたら、そこに書かれている言葉を読み上げるスタイル。そして、出演者は舞台の真ん中で観客に囲まれながら、ある男性の物語を語っていく。

 ゲネプロを終えた佐藤は「みなさん仕事をしながらカードを読み上げてくれたり、役になってくれたおかげで、すごく楽しかったです」と笑顔を見せつつも「でも終わった後に『これ、まずいぞ』と…、ピークを本番に持っていきたかったので。ハプニングもあり、良い意味で盛り上がったのですが、きょうやった技は本番で使えないので、(みなさん)本番も来ていただいていいですか?」と舞台に参加した記者の顔を見て笑いを誘った。

 開場から開演までの間、観客と交流していたが「みなさんにリラックスしてもらうようにしていました。自分の部屋に来てもらう感じで、『くつろいで下さい~』『そこら辺、汚しても大丈夫ですよ~』くらいな気持ちでした」と笑顔。

 報道陣含めて観客とフランクに交流した流れもあってか、取材中、女性記者の私物が気になり「これ、なんですか? 面白いっすね~」とテープレコーダーのカバーをイジり出して和ませた。取材後は「長時間ありがとうございました。なんかすみません、気の利いた面白い言葉を言えず…、またお願いします!」と談笑しながら気遣っていた。

 同舞台は25日から2月5日まで東京芸術劇場で行われる。