日向藍子、強敵の男性3人にどう立ち向かうか ファンを魅了する発声は?/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
日向藍子、強敵の男性3人にどう立ち向かうか ファンを魅了する発声は?/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、1月24日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は、3人の強豪雀士に紅一点で立ち向かう渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)。“ゼウス”“マムシ”“忍者”が揃った卓で、どこに活路を見出すか。

【映像】鈴木・沢崎・藤崎・日向の顔合わせ

 今期からMリーグに参戦した日向は、男性3人だった渋谷ABEMASのムードメーカーとしての役割を担い、個人成績は29人のうち、ちょうど真ん中の15位。育児もこなすママ雀士でありながら、奮闘を続けている。ただチームは現在セミファイナル進出ラインぎりぎりの6位。落ち着いた日々を過ごすためには、笑顔が弾ける勝利が必要だ。

 渋谷ABEMASをとにかく引きずり下ろしたいのは、リーグ最下位に苦しむ赤坂ドリブンズ。“ゼウス”の異名を持つ鈴木たろう(協会)も、▲230.3と大きなマイナスを抱え込んでいる。残りも28試合と、決して多くはないだけに、一戦必勝とともに、ターゲットとなるチームとのトップラスで、一気に差を縮めるのが狙いとなる。

 激しくなるセミファイナル進出争いに巻き込まれたくないのが、現在4位のKONAMI麻雀格闘倶楽部。マイナスポイント返済に成功し、現在はリーグ4位。できればこのままファイナル進出となる4位以内を濃厚にしたいところだ。開幕以来、いまだラスなしの藤崎智(連盟)には、しぶとくプラスを積み上げる、まさに“忍者”らしい仕事が求められる。

 大きく積み上げたプラスポイントで、有利に試合を消化しているのがKADOKAWAサクラナイツ。首位こそセガサミーフェニックスに明け渡したが、ちょっとしたラス程度では揺るがない安定感も築かれている。最年長にして個人首位の沢崎誠(連盟)が、さらに他を突き放すトップを取れれば、ますますチームも安泰だ。

【1月24日1回戦】

赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会) 個人27位 ▲230.3
KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟) 個人1位 +340.5
KONAMI麻雀格闘倶楽部・藤崎智(連盟) 個人10位 +51.0
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人15位 ▲4.2

【1月23日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +320.6(64/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +275.6(62/90)
3位 TEAM雷電 +133.0(64/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +27.4(62/90)
5位 U-NEXT Pirates ▲10.6(64/90)
6位 渋谷ABEMAS ▲40.5(62/90)
7位 EX風林火山 ▲168.0(64/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲537.5(62/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。