葵わかな、映画『キャッツ』の書き下ろし新曲に込めた想い

引用元:デビュー
葵わかな、映画『キャッツ』の書き下ろし新曲に込めた想い

 1981年ロンドン初演、世界中で愛されるミュージカルの金字塔「キャッツ」を、『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督が実写化した映画『キャッツ』が24日に日本公開となる。その日本語吹き替え版で、主人公ヴィクトリアを演じる葵わかなが歌う新曲「ビューティフル・ゴースト」の日本語吹替え版本編映像が公開された。

映画『キャッツ』のワンシーン。

 全世界累計観客動員数8100万人、日本公演通算1万回を記録するなど、1981年のロンドン初演以来、今なお世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔「キャッツ」が待望の実写映画化。『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督、ミュージカル界の巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーらが制作陣に名を連ね、映画、音楽、ダンスなど、多彩なジャンルから選び抜かれたキャスト陣が個性豊かな猫たちを演じる。

 日本含め世界で二カ国のみが許可された日本語吹替え版には、主人公ヴィクトリア役に葵わかな、マンカストラップ役に山崎育三郎。グリザベラ役に高橋あず美、バストファージョーンズ役に秋山竜次(ロバート)、ミストフェリーズ役に森崎ウィン、スキンブルシャンクス役に大貫勇輔さん、ラム・タム・タガー役に藤原聡(Official髭男dism)、そして、オールドデュトロノミー役に大竹しのぶと、多彩なキャスト陣が参加。さらに蔦谷好位置さんが日本語吹替え版音楽プロデューサーを担当するなど、日本を代表するキャストとクリエイター陣が参加している。

 公開を前に葵わかなが歌う「ビューティフル・ゴースト」日本語吹替え版本編映像が公開された。「ビューティフル・ゴースト」はアンドリュー・ロイド=ウェバーとテイラー・スウィフトが本作のために書き下ろした新曲。ヴィクトリアの視点を通して描かれる本作にとって“物語の軸になる重要なパート”であり、彼女の優しい心と内面の強さを表している楽曲となっている。

 この曲は、周りから除け者にされているグリザベラ(ジェニファー・ハドソン)に、ヴィクトリアが手を差し伸べる場面で歌われており、孤独なグリザベラにヴィクトリアが自身の想いを伝えようとする姿が印象的なとても美しいシーンとなっている。吹替えを担当した葵は「『ビューティフル・ゴースト』は、ヴィクトリアがどんな猫でどう成長したいのか、彼女の想いが表れているんです」とこの曲について語っており、語り掛けるように歌う彼女の美しい歌声も聴きどころとなっている。

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