死からよみがえった少女が襲いかかる…「ペット・セメタリー」閲覧注意の本編映像

引用元:映画.com
死からよみがえった少女が襲いかかる…「ペット・セメタリー」閲覧注意の本編映像

 [映画.com ニュース] スティーブン・キングの小説を新たな設定で再映画化した「ペット・セメタリー」(公開中)の本編映像の一部が披露された。死からよみがえった少女が、隣人の男性にナイフで襲いかかる恐怖シーンを収めている。

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 本作は、田舎へ引っ越してきた家族が、新居の裏にある謎めいた動物の墓地“ペット・セメタリー”と奥深くにある邪悪な森の土地によって破滅の一途を辿るさまを描く。原作小説は、キング自身の原体験からインスパイアされ、内容の恐ろしさに出版をしばらく見送ったという“最大の問題作”として知られている。

 ある日、クリード一家の娘エリーが事故で亡くなってしまう。最愛の娘を失った喪失感に耐えられないルイスは、エリーを失いたくない一心である行動に出る。エリーはよみがえるが、それまでの無邪気な少女とは違っていた。

 公開されたのは、よみがえったエリーが隣人ジャドに刃を向ける鬼気迫る場面。エリーはあらゆる者に対して“憎しみ”をたたえてしまっていた。そして、生前この田舎のことを教わるなど親しくしてきたジャドにまで刃をむける。

 足首を切りつけられ床に倒れたジャドに向かい、不気味な仮面をかぶったエリーは「ノーマは地獄で苦しんでる。あなたのせいよ。地獄で会ったわ」とジャドの亡き妻ノーマの名前を出しながら、じわりと歩み寄る。仮面を取ると、その顔はエリーではなくノーマに変わり、恐怖のあまり後ずさりするジャドだったが、エリーは容赦なくナイフを向ける。

 ジャドを演じるジョン・リスゴーは「その土地は、死者を生き返らせることができるが、代償があるんだ。クリード家の猫が死んだ時、この秘密を教えるべきかジャドは悩み苦しみ、クリード家を思うがあまり、過ちを犯してしまう」と役柄の背景を説明している。