日本初！トンネル内試写会に高杉真宙「景色が違う」　主演映画ヒット祈願にもらった“縁起物”とは…？

　俳優高杉真宙（23）が23日、福島県いわき市内で、主演映画「前田建設ファンタジー営業部」（英勉監督、31日公開）の大ヒット祈願＆貫通記念トンネル試写会に登場。日本初のトンネル内での試写会で登壇した高杉は「景色が違う」と驚いた。

【写真】宍戸錠さん日活100周年手形除幕式で笑顔

　人気アニメ「マジンガーZ」に登場する地下格納庫兼プール建設の実現を目指し、営業部のメンバーが奮闘する物語。高杉は冷静かつドライな同部のドイを演じる。イベントには営業部の紅一点でやる気のない部員・エモト役の岸井ゆきの（27）も出席。劇中でドイとエモトが掘削現場を見学するシーンで撮影現場となった、いわき市の「広瀬1号トンネル」が無事に開通したことを記念しイベントが行われた。

　トンネル（高さ7メートル、幅9メートル）内にスクリーン（縦3メートル、横5メートル）が設置され、地元の小中学生やトンネル建設にかかわった作業員ら約170人が試写に臨んだ。

　冬の寒いトンネル内でのイベントとなり、ストーブや簡易トイレなども準備され、高杉はスタッフに感謝。昨年5月のトンネル内での撮影を岸井とともに振り返った。

　さらにトンネルの貫通作業で発生する貫通石を贈呈され、2人は大喜び。貫通石のかけらは建設業界では縁起物とされ、合格祈願や安産祈願に贈呈されている。高杉らは映画の大ヒットを祈願し貫通石を受け取り、公開初日に舞台あいさつを行う東京都内の劇場にまつる予定。