ギネス更新へ…観月ありさ「29年連続」連ドラ主演の不思議

ギネス更新へ…観月ありさ「29年連続」連ドラ主演の不思議

 観月ありさ(43)が20日、都内で行われたNHK―BSプレミアムドラマ「捜査会議はリビングで おかわり!」の試写会に出席した。2月2日スタートの同ドラマは、2018年に放映された「捜査会議はリビングで!」の続編。観月は今作出演で自身が持つ「連続連ドラ主演」のギネス記録を「29年連続」に更新することになる。

 観月は1992年、15歳のとき「放課後」(フジテレビ系)で連続ドラマ初主演。その後は「ナースのお仕事」シリーズ(同)や「CAとお呼びっ!」(日本テレビ系)、「斉藤さん」シリーズ(同)など、美脚をチラつかせながら白衣やOLの制服を着こなす“コスプレお仕事ドラマ”路線に多数出演し、高視聴率を連発していた。

■「記憶」より「記録」

 しかしながら近年は、視聴率が振るわない作品もあり、主演といってもBSや深夜枠ばかり。観月本人は、かつて雑誌のインタビューで「連続ドラマの主演をやらせていただくことはライフワークのような感じで、特別に意識はしてなかったんです。連続20年目くらいから“来年も更新?”と周りのスタッフが意識するようになってきて、自覚した感じです(笑い)」(女性セブン 17年5月25日号)と答えているが、「それだけでは続かない」と芸能リポーターの川内天子氏はこう話す。

「4、5年ならそういうこともあるでしょう。でも、彼女の場合は29年ですからね。やはりそれは彼女の資質に負うところが大きい。彼女はコメディーから普通の主婦、シリアスな役まで何でもこなしますが、視聴者は“また観月かあ”と思いつつも“今度は何をやるのかな”とつい気になってしまう。そうさせるのも彼女の実力のうちなんです。さらに盛大な誕生パーティーを開いたり、非常に社交的で、芸能界で多くの人に愛されているのも関係しているでしょう」

 ともあれ、もはや「記憶」より「記録」のために連続主演を続けているかのような観月。これも芸のうちか。