ライアン・ジョンソン監督、「ナイブス・アウト」続編を準備

　［映画.com ニュース］　「ナイブス・アウト　名探偵と刃の館の秘密」を手がけたライアン・ジョンソン監督（「スター・ウォーズ　最後のジェダイ」）が、すでに続編準備に取りかかっていることが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じている。

　「ナイブス・アウト　名探偵と刃の館の秘密」は、ジョンソン監督がアガサ・クリスティーに捧げて脚本を執筆したオリジナルの密室殺人ミステリー。製作費4000万ドルの同作は、すでに世界累計興収2億5000万ドルのヒットとなっている。ジョンソン監督はこのほど、ダニエル・クレイグ演じる名探偵ブノワ・ブランを主人公にした続編を企画開発中であると告白。クレイグも続投に意欲的で、「ダニエルはあの役を心から楽しんでくれて、もっとやりたいと言ってくれている」とプロデューサーのラム・バーグマンも明かしている。

　配給を手がけたライオンズゲートはまだ正式なゴーサインは出していないものの、大ヒット映画の続編であり、クレイグが続投するとあれば時間の問題といえそうだ。ジョンソン監督は急ピッチで準備を進めており、来年にもクランクインをしたいと語っている。なお、新「スター・ウォーズ」3部作の企画開発を行っていることでも知られているが、こちらの進捗状況については明らかにされていない。