テイラー・スウィフト、母親の脳腫瘍を告白

テイラー・スウィフト、母親の脳腫瘍を告白

 米人気歌手のテイラー・スウィフトが、母親アンドレアさんが脳腫瘍と闘っていることをVariety誌で告白した。がんで化学療法を受けている際に、医師が脳に腫瘍を発見したといい、母親が「つらい時期」を過ごしていると明かしている。

名作ミュージカルを映画化『キャッツ』にも出演するテイラー

 同誌でテイラーは、母親について「治療中に脳腫瘍が見つかったの。脳腫瘍がもたらす症状は、これまで母のがん闘病で経験してきたものとは全く違うもので、私たち家族にとって本当につらい時期になった」と告白。最新アルバム「ラヴァー」のツアーを通年ではなく、アメリカとヨーロッパの数公演に短縮したのも、診断を受けて、できる限り母親と一緒にすごしたいという思いからだった。 テイラーにとって、愛する人に関する出来事はできるだけ胸に秘めておきたい事柄であり、母の症状について明かすのは困難な決断だったという。「みんなにとって母親はとても重要な存在だと思う。私にとって、彼女は自分を導いてくれる存在でもある。何かを決めるときは、一番に彼女に相談する。だからこそ、彼女の病気について話すのは本当につらかった」 アンドレアさんは2015年にがんと診断され、治療を受け寛解に至ったが、2019年3月に再発が確認された。がん治療についてテイラーは、「ラヴァー」に収録された楽曲「スーン・ユール・ゲット・ベター」で母への思いを歌っている。(BANG Media International)