「まいっちんぐマチ子先生」原作・えびはら武司氏が宣言「40年で初めて授業シーン描きます」

引用元:スポーツ報知
「まいっちんぐマチ子先生」原作・えびはら武司氏が宣言「40年で初めて授業シーン描きます」

 人気漫画家たちが「SDGs(国際社会が実現すべき目標)」を訴えるプロジェクト「SDGs×マンガのチカラ」の制作発表が22日、都内で行われた。

 「SDGs」は貧困、飢餓、エネルギーなど地球の諸問題を2030年までに解決するため、国連が定めた17の目標。弘兼憲史(代表作「島耕作」シリーズ)、いがらしゆみこ(代表作「キャンディ・キャンディ」)、浜田ブリトニー(代表作「パギャル!」)ら漫画家各氏17人がそれぞれのテーマに沿って漫画を描くなどして、SDGsについて伝える。旗振り役になった浜田は10年ぶりにギャルメイクで登場し「SDGsの日本での認知率は18%。でも今回の漫画家の先生方は知名度があるので100%を目指したいです。ギャルの方にも知ってほしい!」とPRした。

 お色気コミックの金字塔「まいっちんぐマチ子先生」シリーズを1980年から現在まで連載している、えびはら武司氏は「住み続けられる街づくり」をテーマにする。あいさつで「『まいっちんぐマチ子先生』を40年、描き続けて今も描いてます。が、よく考えたら、ひとつもちゃんとした授業を描いてない。今回は(社会問題をテーマとするだけに)最初から最後までまともな、ためになる授業を漫画で表現しました」と宣言。主人公が本業に取り組むことを明かした。

 さらに、セコい少年を描いて80年代に爆発的人気を博した「つるピカハゲ丸くん」で知られる、のむらしんぼ氏は「気候変動」をテーマする。「地球温暖化と言えばCOS削減。削減と言えばセコさ。セコさと言えばのむらしんぼ。ムチャクチャなギャグマンガを描いてます」と笑顔で語っていた。 報知新聞社