中川大志 “実写”ソニックの吹替声優を担当「まさか自分が!」

引用元:オリコン
中川大志 “実写”ソニックの吹替声優を担当「まさか自分が!」

 全世界シリーズ累計販売本数約9.2億本を記録するゲーム『ソニック』シリーズのハリウッド実写版『ソニック・ザ・ムービー』(3月27日公開)。主人公・ソニックの吹替声優を俳優・中川大志が務めることが21日、わかった。声優挑戦は、今回が3度目にして初の主演となる。

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 同シリーズは、91年にセガ・エンタープライゼス(現・セガゲームス)から発売された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』以来、ゲームを中心にさまざまなメディアミックスを展開。ステージを駆け抜けるゲーム性と音速で走る青いハリネズミのソニックが人気を集めている、日本発の人気キャラクター。

 本作は、故郷を離れて地球にやってきたソニックが、ひょんなことから出会った保安官のトム(ジェームズ・マースデン)の相棒となり、ソニックのスーパーパワーを狙うドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)の野望を阻止するための大冒険が描かれる。

 世界的な人気キャラクターの声優に抜てきされた中川は「最初にお話を聞いたときは、驚きました。僕自身小さい頃ソニックのゲームをやっていて、すごく大好きなキャラクターでしたし、まさか自分がそのソニックの声をやらせてもらえるなんて想像もしてなかったので、最初はすごく驚きました。自分で良いのだろうかという不安と恐怖もありました」と心境を吐露。それでも制作チームから「僕の声でいいんじゃないかと仰っていただけ」と明かすと「やるからには一生懸命、自信を持ってやろうと思いました」と力強く語った。

 また、ソニックを狙う悪の天才科学者ドクター・ロボトニック役を山寺宏一、ソニックの相棒となる保安官トム役を中村悠一、トムの妻マディ役を井上麻里奈が務める。

 中川は、テレビ番組で共演して以来、山寺を「恩師」として慕っており、今作で初の声優共演を果たすことに「山寺さんに僕のソニックを聞いてもらうのは、すごくドキドキします!」と緊張しきり。一方で山寺は「中学生の頃から大志は天才だって知ってますから、やはり大志は“大したもんだ”と思う(笑)。何にでもチャレンジして見事にクリアする才能のスゴさ。でも彼は、努力の人でもあるんですよ。両方の意味で大したもんだ! 共演がとにかくうれしい!」と太鼓判を押した。

■以下、中川大志のコメント全文
「最初にお話を聞いたときは、驚きました。僕自身小さい頃ソニックのゲームをやっていて、すごく大好きなキャラクターでしたし、まさか自分がそのソニックの声をやらせてもらえるなんて想像もしてなかったので、最初はすごく驚きました。

自分で良いのだろうかという不安と恐怖もありましたが、ソニックのキャラクターを作り上げたチームの皆様に僕の声でいいんじゃないかと仰っていただけて、うれしかったです。やるからには一生懸命自信を持ってやろうと思いました。基本的に一人で収録だったので、尊敬する山寺さんに僕のソニックを聞いてもらうのは、すごくドキドキします!

全世界の人たちが抱いているかっこよくてクールなイメージのソニックは、この映画の中でも大活躍していますが、すごくピュアで、真っ直ぐで、優しい、今まで観た事のないソニックの表情がすごく丁寧に描かれていて、ますますソニックの事を好きになるんじゃないかなって思います。よりソニックのことがいろんな角度から、深く見える、そんな映画です!」