結成40周年とんねるず、シングル20作アルバム15作の計189曲配信解禁!

結成40周年とんねるず、シングル20作アルバム15作の計189曲配信解禁!

 結成40周年を迎えたお笑いコンビ、とんねるずが、22日から大手レコード会社、ポニーキャニオン時代に発売したシングル20作、アルバム15作の計189曲の配信を解禁することが21日、分かった。ファンの熱い要望を受けて実現。「ガラガラヘビがやってくる」「がじゃいも」など一世を風靡(ふうび)した楽曲もあり、幅広い世代のファンに向けた豪華なプレゼントになりそうだ。

 お笑いコンビとして大人気を獲得しただけでなく、歌手としても爆発的なセールスを記録したとんねるず。そのヒット曲たちが令和の時代にCDから配信へと形を変えて蘇る。

 1981年に「ピョン吉・ロックンロール」でCDデビューし、86年にポニーキャニオンへ移籍。同年の「やぶさかでない」から11年間に及ぶ全189曲をドドーンと各主要サイトで一斉配信する。ファンの熱い要望によって実現。今年40周年を迎えた2人にとってメモリアルイヤーの初仕事となる。

 さらに、石橋貴明(58)、木梨憲武(57)がそれぞれ結成したグループ、Little Kiss(工藤静香、石橋)、憲三郎&ジョージ山本(木梨、山本譲二)、ANDY’S」(石橋、定岡正二、デビット伊東)の音源も同時に配信スタートする。

 思い出の曲について、石橋は「僕たちが、若さという名の勢いが一番あった時代の曲なので、全てです」と自信。さらにミリオンセラーとなった「ガラガラヘビ-」の秘話も告白した。

 当時、「情けねえ」(91年)とほぼ同時期に完成していたため、どちらをシングルにするかの話し合いをしていたという。だが、「ガラガラヘビ-」がフジテレビ系バラエティー「とんねるずのみなさんのおかげです」のオープニング曲になると大反響。「この年の武道館かなんかで歌ったら、すごいみんなが一緒に歌ってくれて、急遽(きゅうきょ)『じゃあこれも出そう!』ということになって(92年に)出したら大ヒットした。すごかったですね、この時代は」と懐古した。

 石橋は「こんな、ふざけたグループって、今の時代じゃ、まず無理ですよね」とニヤリと笑い、「みなさん、配信というのが開始されるので、どうぞ聴いてください!」とアピール。バブルの時代を駆け抜けたメロディーが復活する。