柳沢慎吾 ウィル・スミスまさかのパトカー芸に驚き「俺のユーチューブを見て勝手にやってくれた」

引用元:東スポWeb
柳沢慎吾 ウィル・スミスまさかのパトカー芸に驚き「俺のユーチューブを見て勝手にやってくれた」

 個性派俳優の柳沢慎吾(57)が21日、都内で行われた映画「バッドボーイズ フォー・ライフ」(31日公開)PRイベントに出席した。

 ウィル・スミスが破天荒な刑事を演じる同シリーズに絡め、芸能界一の“警察官俳優”ということで、柳沢に白羽の矢が立った。目立ちたがり屋で左右に激しく動き回ることから、なんとワイヤレスマイクを2つ装着して登場した。

 ここで、ウィルと共演のマーティン・ローレンスからのビデオメッセージが流された。2人は「ヘイ、シンゴ!」と呼びかけ、手を回しながら「ア~ア~」とパトカーのサイレンのマネを披露。

 出演に厳しい条件が付く一流ハリウッド俳優がこの手のギャグをやるのは珍しく、柳沢は「彼らが俺のユーチューブを見て、勝手にやってくれた。これ、すごいことなんだって」と胸を張った。報道陣に「見た? 見た? もう一回見ようか」としつこく問いかけると、ビデオを2回再生させた。

「僕はね、マイアミ警察密着24時をやったことあるのよ。彼らは雨の交差点をサイレン鳴らして、ブレーキ踏まずに突っ込んでいく。パトカーに同乗したけど怖かったよ」と言いながら、イスやたばこの小道具を使って、カーアクションを見事に再現。さらには、作品中のヘリでのアクションシーンを脚立を使ってネタにし、最後は殉職して“柳沢劇場”は幕を閉じた。

 さらには「ハワイに行った時にね、ホノルル警察で『君のこと知ってるよ。以前、柳沢密着警察24時というCD&DVDを出しただろう? 警視庁の知り合いから取り寄せて、皆で見たのでここの警官は全員知ってるぜ』と声をかけられた」とエピソードを明かした。警察24時のネタは、世界中で鉄板のようで「俺、警視庁と甲子園は一生やるだろうね」と満面の笑みを浮かべた。

 詰めかけた報道陣も、自前の前説から30分にわたる柳沢の大熱演に笑いっぱなし。「いま午後9時半に寝て、朝4時に起きる生活だから疲れたよ。でも、今日はいい汗かいたね。テンション高かった。パンツ替えてきていい? 汗びっしょりなんで。また皆さんとやりたいね。このメンバーで、お食事付きのミニライブやりましょうか」と上機嫌で「またお会いしましょう。あばよ、ゲッツ!」と去って行った。

 その後、裏口から会場に舞い戻り「悪口言ってなかった?」と報道陣にチェックを入れるなど、どこまでもマイペースで、強烈なインパクトを残した。