小泉孝太郎主演『病院の治しかた』初回8.1% 「ドラマBiz」史上最高の好発進

引用元:オリコン
小泉孝太郎主演『病院の治しかた』初回8.1% 「ドラマBiz」史上最高の好発進

 俳優の小泉孝太郎が主演するテレビ東京系ドラマBiz『病院の治しかた ドクター有原の挑戦』(毎週月曜 後10:00)の初回2時間スペシャル(後9:00~10:48)が20日に放送され、番組平均視聴率8.1%を獲得。2018年4月期より「ドラマBiz」枠をはじめて以来、これまでの最高記録、『ラストチャンス 再生請負人』(18年7月期、仲村トオル主演)の6.1%を大きく更新する好発進となった。

【画像】番組が投げかけるメッセージポスター

 同ドラマは、世界選手権や平昌冬季オリンピックで金メダルを獲得したスピードスケートの小平奈緒選手が今も所属する相澤病院(長野県松本市)が、かつて多額の借金を抱え倒産寸前にまで陥りながらも、奇跡の復活を遂げた“実話”をベースにした物語。

 第1話は、カテーテル治療の研究に心血を注ぐ、大学病院勤務の有原修平(小泉)の元に、実家の有原総合病院から連絡が。前院長の父・正太郎(大和田伸也)が脳梗塞で倒れたという。慌てて駆けつけると正太郎は昏睡状態に陥っていた。さらに看護部長の兵藤悦子(浅田美代子)から、多額の負債を抱える病院の現状を聞かされ、修平は言葉を失う。まもなく正太郎が亡くなり、その葬儀の場で修平は患者第一だった正太郎の人望の厚さを目の当たりにする。

 一方、有原病院のメインバンク・信甲斐銀行は、投資ファンドを活用した再建計画で、病院の赤字に決着を付けようとしていた。修平の伯父で、理事長院長の有原健次郎(光石研)らは、借金がチャラになる上に、自分たちの地位も守られるとあって合意に前向きだったが、修平は「このやり方では病院は続かない!」と異を唱え、東京の大学病院での輝かしいキャリアを捨て、有原病院に戻ってくることを決意する。

 副院長になった修平はまず、納品業者との癒着やしがらみを断ち切り、コスト意識の改革に着手。そして、銀行の融資部次長・倉嶋亮介(高嶋政伸)と約束したとおり、1ヶ月でわずかながら赤字削減の成果を出す。そして、理事会で理事長の健次郎の解任を要求するのだった。