好発進「ケイジとケンジ」で気になる桐谷健太 標準語セリフ回しの残念

好発進「ケイジとケンジ」で気になる桐谷健太 標準語セリフ回しの残念

 16日からスタートした「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」(テレビ朝日系=木曜夜9時)。初回平均視聴率は12・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、上々の滑り出しだ。

 熱血刑事を演じる桐谷健太(39)と、東大卒エリート検事を演じる東出昌大(31)のW主演で、身長181センチの桐谷と189センチの東出を合わせ、合計370センチの“高身長コンビ”としても話題となっている。

「東出は身長の高さはもちろん、顔の小ささが驚異的ですね。今回は検事ということで、衣装はビシっとしたスーツ姿が中心ですが、あのルックスにあのスタイルですから、もうキマりすぎるほどにキマっている。ネット上も<東出さんのスーツ姿、尊い>と、改めて彼の見た目の素晴らしさを評価する声が多いですね」(テレビ誌ライター)

 東出の実生活の妻は、ご存じ、女優の杏(33)。2人はNHK朝ドラ「ごちそうさん」(2013年放送)での共演をきっかけに、15年に結婚、現在は3人の子どもに恵まれ、ベビーカーを押して家族で出かける様子が、週刊誌などにたびたび撮られている。

 夫婦仲が良く、子育てに協力的であることから、東出は“イクメン”としても人気はアップする一方のようだ。

「イクメンだけでなく、性格もイケメンなんですよ」と話すのは、芸能ライターのエリザベス松本氏だ。

「ケイジとケンジ」の番宣で出演した6日放送のバラエティー番組「帰れま10」(テレビ朝日系)でも、“性格イケメン”ぶりが発揮されていたという。

「『ケイジとケンジ』出演者チームの磯村勇斗さん(27)が回答をミスし、100万円獲得のチャンスがフイになってしまったんです。でも、その瞬間『ドンマイ、ドンマイ』と手を叩きながら大声を出し、一番に場の空気を変えたのが東出さんだった。彼はルックスだけではなく、性格もカッコイイんですよ」(エリザベス松本氏)

 もっとも東出の場合、肝心の演技については、「棒読み」と評されることも多い。

「映画にもなったフジテレビ系の連ドラ『コンフィデンスマンJP』(18年放送)の“ボクちゃん”役を演じたことから、東出さんは意外にコミカルな役もハマることが証明されました。今回の『ケイジとケンジ』もコミカル路線ですし、東出さんの役は残念なイケメン。これまた味のある演技が見られるのでは、と楽しみです」(前出のエリザベス松本氏)

 一方、もうひとりの主演である桐谷についてはこんな声も。

「桐谷が演じる刑事は関西出身で、普段は標準語、オフタイムは関西弁という設定です。ただ、これだとどうしても標準語を話している時に違和感を覚えてしまう。いっそ全編、関西弁で通したほうがすっきりするのでは? 桐谷は関西弁で演じてこそ輝く役者だと思いますよ。東出に棒読み感はないですが、桐谷のセリフ回しが悪目立ちして、せっかくの好発進にブレーキがかかったら、もったいない」(前出のテレビ誌ライター)

 ほかに柳葉敏郎(59)、比嘉愛実(33)、風間杜夫(70)、奥貫薫(49)と豪華キャストが揃った「ケイジとケンジ」。刑事と検事の異色バディーものは、このまま視聴率2ケタをキープし続けることができるだろうか。