王室関係者、ハリー王子には将来国王になったウィリアム王子を支える立場についてほしかった

引用元:ELLEgirl
王室関係者、ハリー王子には将来国王になったウィリアム王子を支える立場についてほしかった

ハリー王子夫妻が英王室の主要メンバーから退くという衝撃的な発表をして以降、ロイヤルファミリーをめぐる状況は現在、“ほんの少し”落ち着きを見せ始めているようにもみえる。だが、そうしたなかでまたひとつ、王室に関する秘密が明らかになった。

それは、問題が多いとされるウィリアム王子とハリー王子の兄弟関係にかかわること。なんと王室関係者はハリー王子に、ウィリアム王子が国王となった際には、彼に協力し、支える立場についてもらおうと計画していたとのこと(……どうやらそれは、もう実現不可能なことになってしまったと思われるけれど)。 王室関係者、ハリー王子には将来国王になったウィリアム王子を支える立場についてほしかった Photos: Getty Images 英国人ジャーナリストで『Prince Harry: Brother, Soldier, Son(原題)』の著者であるペニー・ジュノー氏は『ピープル』誌に対し、次のように語っている。「王室関係者は、ハリー王子が、ウィリアム王子があまり得意としない分野を担当してくれるだろう、王子たちは一生お互いのそばにいて、助け合う関係になるだろう、と考えていたのです」

「(実現すれば)それは素晴らしい構図になっていたでしょうね」「本当に、ハリー王子は“秘密兵器”だったのです」 王室関係者、ハリー王子には将来国王になったウィリアム王子を支える立場についてほしかった Photos: Getty Images だが、兄弟の間に亀裂が生じたことを受け、これが実現される可能性はなくなったとみられている。同誌によれば、ウィリアム王子はメーガン妃との結婚について、ハリー王子にあまり急ぐべきではないとも注意したとのこと(ハリー王子は、交際を始めてから1年もたたないうちに結婚を決意していたそう)。それが、ハリー王子の心を傷つけたのだという。 王室関係者、ハリー王子には将来国王になったウィリアム王子を支える立場についてほしかった Photos: Getty Images ただ、2人の王子たちの間にあった問題は、それだけではないよう。ジュノー氏によれば、「ハリー王子は生まれた時から、自分が兄の“スペア(予備)”であることに折り合いをつけてこなければならなかった」のだという……。これは非常に悲しいこと。「私たちの自尊心にとって、とても素晴らしいこととは言えませんね」とジュノー氏は指摘する。

「ハリー王子は常に、ウィリアム王子と比較されてきました。外見でも重要性でも賢さでも、勝るのはウィリアム王子と言われてきました。ハリー王子は“落伍者”(競技の敗者)だったのです。それは彼に、実に大きなダメージを与えたはずです」

兄弟の関係についての報道を否定する共同声明を出したこともある王子たち。実際に2人の間に何が起き、どのような問題があるのかは、ごく限られた人にしかわからないけれど、人生に関する重大な決断を家族に受け入れてもらえるのは、少なくともとても幸せなこと。家族に支えられているということは、ハリー王子もよくわかっているはず。
(From COSMOPOLITAN)