剛力と神戸旅の吉田麻梨紗 被災の記憶と今準備できること

引用元:THE PAGE

 オスカープロモーション所属の吉田麻梨紗が、自身のブログに阪神淡路大震災から25年となった現在の思いをつづっている。吉田は同じオスカープロモーションに所属する剛力彩芽と仲がよく、年明けから2人で神戸旅をして実家での2ショットを吉田がブログに公開したり、19日には剛力が2ショットのプリクラをインスタグラムに投稿するなど注目を集めている。

2歳の記憶「なにかとんでもないことが起きている」

 プリクラは神戸の元町で撮ったもので、剛力はインスタグラムに「何年ぶりだろう笑 高校生以来のプリクラだと思う。たーのしかった」と投稿。一方、吉田も自身のブログで「高校時代は、渋谷で遊ぶ度に撮ってたプリクラ 卒業してからも何度か撮ったりしたけど久しぶりに彩芽とプリクラ撮ったなぁ 今のプリクラは色々と最先端過ぎてちょっと戸惑いながらもなんとか撮れた」と楽しそうだ。

 しかし神戸は吉田にとって楽しいばかりの土地ではなく、別のエントリーでは阪神淡路大震災から25年が経ち以下のように思いをつづっている。

 「神戸出身の私自身、当時は2歳で幼い頃に阪神淡路大震災で被災した一人なので…1月17日という日を迎える度に阪神淡路大震災を思い出し、その事実をたくさんの人々に伝えていかなくてはならない記憶なのだと強く感じさせられます」

 震災の起きた日についても「冬の季節で明け方だったという事もあり、想像出来ないほどの大きな縦揺れによりビルや自宅などたくさんの建物のほとんどが全壊に近いほど崩れてしまったりその事による大火災が発生したくさんの方々が犠牲になりました。幼い頃の記憶ではありますが、慌ただしく重々しい何かとんでもないことが起こっているんだな。というようなことを察したのを覚えています」と、幼いながらも感じたことを振り返っている。

行動一つで命が助かる可能性を…ブログでうったえかける

 吉田は高校から東京へ上京したため、高校時代や大学時代は1月17日に黙祷を捧げる時間を設けられたことはなかったというが、小中学生の頃はみんなで毎年『しあわせ運べるように』を歌い黙祷を捧げていたという。また、授業の中でも事細かに阪神淡路大震災に関することを学んでいたそうだ。

 さらに振り返るだけではなく、「地震災害発生時の行動一つで命が助かる可能性を広げられる」とし、とにかく命を最優先に考え行動することの大切さをうったえかけるとともに、「日頃から家族と避難場所の確認や、連絡の取り合い方、自宅での食料や水のストックなどを置いておく事を話し合ったり準備しておくのもとても大切なことだと思います」と、今準備できることについても言及している。

(文・志和浩司)