今度はラーメン女子…鈴木京香が目指す「令和の松坂慶子」

今度はラーメン女子…鈴木京香が目指す「令和の松坂慶子」

 フレンチの次はラーメンだそうだ。昨年、木村拓哉主演のドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)で3つ星に輝くレストランのオーナーシェフを演じた鈴木京香(51)。今年4月期はドラマ「行列の女神~らーめん才遊記」(テレビ東京系)で主演する。

「ビジネスや経済をテーマにした月曜22時の『ドラマ Biz枠』です。鈴木さんが演じるのはラーメン店を次々に再建する凄腕コンサルタント役ですが、ドラマにはおいしそうなラーメンがたくさん出てきます。『孤独のグルメ』のように外食やラーメン好きの視聴者をくぎづけにしそうです」(テレ東関係者)

 鈴木は「髪形をラーメンみたいなソバージュにしちゃおうかしら」などと冗談を言って周囲を和ませながら撮影に臨んでいるという。“ラーメン女子”を演じる気迫が伝わってくる。2018年には映画「食べる女」にも出演した。

「実際、鈴木さんは食通として知られています。プライベートでイタリアンの名店に通っていると報じられたことがありますが好物はカツカレー。B級グルメにも精通しているようです」(ドラマ関係者)

■“ラーメンソバージュヘア”を見られるか

 今後はグルメ系を極めていくつもりなのだろうか。芸能評論家の佐々木博之氏がこう言う。

「50歳を過ぎ、鈴木さんはこれまでの正統派の美人女優から脱皮を図ろうとしているのかもしれません。『グランメゾン東京』では木村さんに“おばさん”呼ばわりされてムッとする様子がコミカルな様子で描かれていたのが印象的でした」

 鈴木が「らーめん才遊記」で本当に“ラーメンソバージュヘア”を披露すれば大きな話題を呼ぶはずだ。

「彷彿させるのは松坂慶子さんです。鈴木さんと同じ美人女優ですが、20年前にCMで大根片手のオバサン主婦を演じて注目を集め、2年後に50歳でヌード写真集を発売して、さらに話題を呼びました。“正統派”の殻を破ったことで、オファーが殺到し、仕事がまったく途切れません。18年のNHK朝ドラ『まんぷく』で演じた“うざ可愛いお母さん役”も評判でした。鈴木さんも映画『セカンドバージン』で濡れ場を演じていますから、すでに殻は破っているわけですが、さらに役柄の幅が広がっていくと思います」(佐々木博之氏)

 鈴木が「令和の松坂慶子」と呼ばれる日は来るのだろうか。