『おっぱい派からおしり派』10代と考える「大人とは」

引用元:TOKYO FM+
『おっぱい派からおしり派』10代と考える「大人とは」

「大人って何?」。TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」の1月13日(月・祝)の放送テーマは『大人の掲示板逆電』。成人の日に合わせ、リスナーに“何かしら大人”なメッセージを募集し、パーソナリティのとーやま校長が紹介していきました。番組後半には、校長がうなるほど“大人な”リスナー(19歳男性)が登場。そのやり取りを紹介します。――このリスナーのメッセージ1件目
【おっぱい派からおしり派になった】

とーやま校長:これは……! 真髄かもしれないなぁ。でも、19歳で本当かなぁ?

――このリスナーのメッセージ2件目

【嫌なことをされても、「まあいっか」と許せるようになりました。愛想笑いが上手くなりました。あのとき大人だと思ってた人は、実は全然大人じゃなかったことに気がつきました】

――このリスナーに電話

とーやま校長:あの……今日は『大人の掲示板逆電』をやっているんだけど、“おっぱい派からおしり派”になったのって本当?

リスナー:本当なんですよ。

とーやま校長:何かきっかけがあったの?

リスナー:……どこまで話していいのかなぁ?

とーやま校長:……やめておこうか!(笑)。で、もうひとつ書き込んでくれたじゃん? “「まあいっか」と許せるようになりました”っていうのは、昔はそうは思えなかったの?

リスナー:昔は……そうですね。「何なんアイツ!」って思って、ツイッターに書き込んだりとかしていました。でも最近は、「反応しないのが大人だな」みたいな。

とーやま校長:ほぉ……。

リスナー:自分の中に留めておいて、明日になったら忘れるのが大人かもしれない、と思うようになりました。

とーやま校長:それで実際に、自分の感情をコントロールできているの?

リスナー:そうですね。寝たら忘れるので。

とーやま校長:なんでそう思うようになったの?

リスナー:う~ん……中学のときに部活の先輩と喧嘩して、人間関係大失敗みたいなことがあったんです。それでその部活を辞めて、違う部活に入ったんですよ。

とーやま校長:うん。

リスナー:そこで、新しい人間関係を築くために自分を見つめ直した結果、飲み込むことは飲み込んで、言わなきゃいけないことだけ言って、という風になりました。

とーやま校長:うん……今の言葉でね、これを聴いている全国のみんなが、自分の思い当たる節と重ねたと思うんだけど、俺もすごくズシンときたのよ。

リスナー:うわ!

とーやま校長:なぜかというと、俺はいまだに、許せないヤツはずっと許せねーのよ(笑)。

リスナー:はい(笑)。

とーやま校長:思い出すだけで、いまだに「ふざけんなよ!」って腹が立つんだよね。

リスナー:わかります。

とーやま校長:俺、40歳なんだけど、逆にこんな俺をどう思う?

リスナー:「そういう人もいるよね」ぐらいにしか思わない……(笑)。

とーやま校長:うわ、どうしよう……(笑)。

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