関西ジャニーズJr.大暴れ!京セラドーム3日間で13万人超が熱狂

関西ジャニーズJr.大暴れ!京セラドーム3日間で13万人超が熱狂

 関西ジャニーズJr.の総勢約70人が13日、京セラドーム大阪で単独公演を行った。CDデビュー前のメンバーながら、11日から3日間で13万5000人を動員。Jr.が同所で単独ライブを開催するのは2000年以来20年ぶりで、関西Jr.単独では初だ。Jr.では22日にSnow ManとSixTONESがCDデビュー。なにわ男子の西畑大吾(23)は「次は関西のグループがデビューしたい」と誓った。

 京セラドーム大阪3公演の最終日。これまで先輩グループのバックダンサーとして同所のステージに立ってきた西畑は4万5000人の客席を見渡し「ペンライトの海がきれい。先頭に立つと景色が違う」としみじみ。「ファンやスタッフの支えがあったからここに立てた」と目を潤ませた。

 この日は関西ジャニーズJr.の人気グループ、なにわ男子やLil(リトル)かんさい、Aぇ!groupをはじめ70人が39曲を熱唱。関西のジャニーズ勢はCDデビュー組の関ジャニ∞とジャニーズWESTが牽引(けんいん)してきたが、2組に続く筆頭グループが7人組、なにわ男子だ。

 昨年8月に日本テレビ系「24時間テレビ」に大阪・あべのハルカスから出演予定だったが、ファンが殺到したため中止に。同11月にパシフィコ横浜公演で関東初見参を果たし、この日は今年3月29、30日に東京・両国国技館で単独公演を行うことが発表された。

 国技館でのライブは2016年に元関ジャニ∞の渋谷すばる(38)がジャニーズで初めて行ったが、Jr.では今回が初。なにわ男子の藤原丈一郎(23)は「国技館は東京五輪のボクシング会場。僕らもここから世界へと羽ばたきたい」と野望をぶち上げた。

 先輩もJr.たちをサポート。関ジャニ∞の大倉忠義(34)は今回の公演をプロデュースした。

 Jr.のライブは先輩グループのヒット曲カバーが見どころの一つだが、なにわ男子ら3組が嵐の「Monster」を歌唱するにあたり、大倉が嵐の演出を担う松本潤(36)に直談判。嵐が先月25日まで全国ツアーで使用していた映像を借り、完コピしたサビ部分の振り付けを披露した。

 大倉は「先輩グループのヒット曲を体感しながら成長してほしい」とエール。25年には大阪万博が控えるが、「その頃には、みんなスターになっていてほしい」と期待を込めた。

 なにわ男子のリーダー、大橋和也(22)は「ファンからもらった幸せを返していく」と宣言。五輪イヤーも大阪から全国を熱くする。