高畑充希　腐女子役に「18禁のBL漫画」で勉強「新しい世界が見えた」

　高畑充希（28）と山崎賢人（25）が初共演した映画「ヲタクに恋は難しい」（2月7日公開、福田雄一郎監督）の完成披露試写会が13日夜、東京・有明のTFTホールで行われた。

　WEB漫画からアニメ化もされたヲタク作品にちなんで、コミケやコスプレイベントの「聖地」での開催。高畑、山崎に加えて菜々緒（31）、斎藤工（38）、賀来賢人（30）、若月佑美（25）、ムロツヨシ（43）、佐藤二朗（50）らが顔そろえた。

　ピンクの法被姿の「ヲタクダンサーズ」30人が劇中のオープニングシーンを再現する中、高畑らがランウェイに登場。歓声は最高潮に達した。

　高橋は「面白くて激しくてやばい映画が出来ました」とあいさつ。「BLヲタクの役なので、18禁のBL漫画を見て勉強しました。”攻め”とか、”受け”とか…新しい世界が見えて楽しかったです」と撮影を振り返った。

　ミュージカル仕立ての作品で、ダンスシーンに山崎は「凄い難しかったです。ダンスは事務所に入った時から苦手で…」と苦笑い。

　斎藤はスカートを履いて登場し、「おっさんとスカートと髭…」「僕は”攻め”しかありません」などとつぶやいて笑わせ、コスプレヲタク役の菜々緒は、劇中で「今まで発したことのない汚い言葉を斎藤さんに浴びせました」と明かした。

　賀来は「この映画で賞を獲りたいです」「助演男優賞を」と宣言。ムロは、自身に対して女性客から悲鳴のような歓声があがり、驚きの表情で「キャーは無いと思って…キャーは無い時用のコメントを用意してきたものですから」と動揺して爆笑を誘った。

　映画は隠れ腐女子（高畑）とゲームヲタク（山崎）らの不器用な男女のラブストーリーを描く。