岡田将生と志尊淳が心霊探偵コンビ…映画「さんかく窓の外側は夜」ダブル主演

引用元:スポーツ報知
岡田将生と志尊淳が心霊探偵コンビ…映画「さんかく窓の外側は夜」ダブル主演

 俳優の岡田将生(30)、志尊淳(24)が、映画「さんかく窓の外側は夜」(年内公開、森ガキ侑大監督)でダブル主演することが12日、分かった。月刊マガジンビーボーイに連載中のヤマシタトモコ氏の同名漫画が原作。

 すご腕の除霊師・冷川(ひやかわ、岡田)と、幼い頃から霊が見える体質だが、霊が怖くて仕方のない書店員・三角(みかど、志尊)による心霊探偵コンビの活躍を描いた“除霊ミステリー”。

 「シャーロック・ホームズ」や「相棒」「探偵はBARにいる」などバディ映画は多数あるが、今作は、霊が「視(み)える男」と「祓(はら)える男」という新しいバディものとして話題を呼びそうだ。

 「運命の出会いですよ。僕といると怖くなくなりますよ」。突然目の前に現れた冷川に才能を見いだされ、コンビを組むことになった三角。2人は、心霊探偵として除霊の仕事を行うようになる。そんな中、刑事に依頼され、不可解な連続殺人事件の謎を追うことに。犯人の男は自殺するが、事件には、あるメッセージが隠されていた―。

 岡田は「映像化したら面白くなるなと思いました。リアルとアンリアルのはざまでどう作っていくか、ワクワクしています」とやる気十分。「原作を尊重しつつ新たなものを作っていける―、この作品に関われることが楽しみです。豪華なキャストの方々、スタッフと盛り上げていけたら」

 志尊も「原作を読ませていただき、無限の可能性を感じました」と早くも手応えを感じた様子。「俳優を始めて9年、ずっと『挑戦』の気持ちを抱きながらやらせていただいてきました。25歳になる節目の年に、この挑戦と向き合う運命を感じました。三角が抱いてる、さまざまな葛藤、成長していく瞬間を全力で伝えていきたい。すごいものになりそうです」と期待を膨らませた。

 15日にクランクイン。除霊シーンにも注目だ。

 ◆己の居場所は?

 森ガキ監督はCMディレクターとして資生堂やソフトバンク、日清カップヌードルなどのCMを手掛け、国内外の広告賞を受賞。「おじいちゃん、死んじゃったって。」(17年)で長編映画監督デビューした。昨年はテレビ朝日系「時効警察はじめました」などの演出を担当。「分かり合える人間の距離感、分かり合えない人間の距離感、己の居場所はこの世のどこにあるかを考えさせられる。同時に、この作品を映画化できる喜びをかみ締めたい」とコメントした。 報知新聞社