2020年、パブリックドメインになった映画、音楽、本

2020年、パブリックドメインになった映画、音楽、本

翻訳版はどうなるんだろう。

年が明ける=おせちやお雑煮だけではありません。映画や音楽が本が、知的財産権を失ってパブリックドメインになる日でもあるんです。今年は1924年にリリースされたタイトルがパブリックドメインになりました。今後、それらの作品はダウンロードするのもアップロードするのも、シェアするのも自由になるんですよ。

1924年に公開されていた映画といえば、バスター・キートンやハロルド・ロイドを代表とするサイレント映画ですね。「さよなら、さよなら、さよなら」で知られる、映画評論家の淀川長治氏の著書を読んでいる人にとって、馴染みのある時代でしょう。あの映画史に名前が出てくる映画たちが、今日からは合法的にネットなんかで見れるようになるんです。

では、具体的にどんな作品がパブリックドメインになったのか。映画、音楽、本の順番に紹介していきますね。

映画

『キートンの探偵学入門(Sherlock, Jr.)』(1921年) バスター・キートン演

『海底王キートン(The Navigator)』(1924年)バスター・キートン演

『アイアン・ホース(The Iron Horse) 』(1924年)ジョン・フォード監督

『ロイドの猛進ロイド (Girl Shy) 』(1924年)ハロルド・ロイド演

『ロイドの初恋(Hot Water)』(1924年)ハロルド・ロイド演

『殴られる彼奴(He Who Gets Slapped)』(1924年)ロン・チェイニー演

『ピーターパン』(1924年)

『Captain January』(1924年) ベビー・ペギー演

『アメリカ(America)』(1924年)D.W. グリフィス監督

『グリード(Greed)』(1924年)エリック・フォン・シュトロハイム監督

『シー・ホーク(The Sea Hawk)』(1924年)フランク・ロイド監督

『裏町の怪老窟(Waxworks)』(1924年)パウル・レニ監督