どこから得ている? 「高位」王族ではない英ベアトリス&ユージェニー王女姉妹の収入源

引用元:ELLE ONLINE
どこから得ている? 「高位」王族ではない英ベアトリス&ユージェニー王女姉妹の収入源

ヘンリー王子&メーガン妃が「高位」王族から身を引き、経済的な自立を目指しているというニュースを受け、夫妻が「私たち一般人のような仕事に就く」ということを意味しているのかどうか、疑問に思っているロイヤルファンも多いはず。ロイヤルファミリーが宮殿の外で仕事をするというのは、実は前代未聞のことではない。

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例えば、ヘンリー王子のいとこにあたるベアトリス王女&ユージェニー王女姉妹は、英国王室に生まれた生粋のプリンセスでありながら、エリザベス女王の公務や宮殿の維持管理をまかなうための政府支出である「ソヴリン・グラント(Sovereign Grant: 王室助成金)」からは収入を得ていない(ヘンリー王子は現在ソヴリン・グラントから収入を得ているが、非常勤メンバーになると受け取れなくなる)。では、2人の王女は王室の行事に参加していない時間をどのように過ごしているのだろうか? どこから得ている? 「高位」王族ではない英ベアトリス&ユージェニー王女姉妹の収入源 Photos: Getty Images

ベアトリス王女の場合

アンドルー王子と元妻サラ・ファーガソンとの間に生まれた子供たちは、ケンブリッジ公爵夫妻のようにフルタイムで公務をこなす「ワーキング・ロイヤル」ではない。そのため、ベアトリス王女はロイヤル・アスコット(イギリス王室が主催する競馬レース)やトゥルーピング・ザ・カラー(女王の誕生日を祝福するパレード)などの行事には参加するものの、昨年に507回もの公務を遂行した未来の国王チャールズ皇太子に匹敵するような義務や目的を持つ必要はない。この差は、彼女が2011年の時点でフルタイムのセキュリティを受けていないことも意味している。 どこから得ている? 「高位」王族ではない英ベアトリス&ユージェニー王女姉妹の収入源 Photos: Getty Images

金融やコンサルの会社に勤務

その代わりに、王女はゴールドスミス・カレッジで取得した歴史学の文学士号をいかし、金融やコンサルティングの仕事に就いている。最近では、ベンチャーキャピタルのサンドブリッジ(Sandbridge)やソフトウェア会社のアフィニティ(Afiniti)に勤務し、現在はパートナーシップ&ストラテジー部門のヴァイス・プレジデントを務めている。

アフィニティのウェブサイトによると、ベアトリス王女の担当は「戦略的なアフィニティのパートナーシップと、独自のイニシアチブやクライアントの開発を通じて、会社の成長をマネージメント」することだそう。ヨーク公のウェブサイトには、シンプルに「フルタイムで就業している」と書かれている。