【YFM 夕刊フジmusic】
■25・26日 川崎クラブチッタで単独ライブ/6年ぶり13枚目アルバム引っ提げ
FROM、SWEDEN。北欧の美しい旋律が日本に帰ってくる。
「ザ・フラワー・キングス」は、伝説のバンド「カイパ」の中心人物だったロイネ・ストルト(G、Vo)が1994年にソロ作「THE FLOWER KING」をリリースしたことから始まった。同作をライブ演奏したメンバーが「ザ・フラワー・キングス」という名称で活動することになり、続々とアルバムを発表してきた。日本のプログレ・ファンからの評価も高く、99年、2013年、15年に来日している。
4回目の来日となる今回は、バンドとしては6年ぶり13枚目のアルバム「Waiting For Miracles」を引っ提げての登場。川崎クラブチッタで、「Waiting For Miracles Japan Tour 2020」を、25&26日の2デイズで行う。
「これまで発表してきた豊かな遺産に加え、ニューアルバムの楽曲も含めて2日間、違うセットリストでユニークなショーを行います。愛されているアルバムや、叙事詩的な曲、そして新曲を期待していてください」
そう話すロイネは自身のバンドだけでなく、ジョン・アンダーソン(元イエス、Vo)、スティーヴ・ハケット(元ジェネシス、G)ら大御所との共演も多々あるレジェンド。古き佳き時代の“プログレ”を、そのパフォーマンスで思いださせてくれる。
「プレイするのは、ビートルズやジャズ、ハードロック、フォーク、クラシックなどをベースにした、メロディアスでシンフォニックなロック。シンセサイザーやエレクトロニクスを駆使して、映画音楽のようなサウンドを作り出します」
単独のホール公演は今回が初となり、バンドデビュー作「Back In The World Of Adventures」(95年)からはちょうど25周年のメモリアルイヤー。「今がバンドのピークのときなので、ぜひ観に来てください」と、北欧のプログレ魂が詰まった2日間になる。
北欧プログレのレジェンド! 「ザ・フラワー・キングス」が日本に帰ってくる
引用元:夕刊フジ