滝川英治、エッセー本をいとこの滝川クリステルにも「読んでもらいたい」

滝川英治、エッセー本をいとこの滝川クリステルにも「読んでもらいたい」

 俳優、滝川英治(40)が11日、東京・八重洲ブックセンター本店で初のエッセー本「歩-僕の足はありますか?」の発売記念イベントに出席した。

 2017年9月、ドラマ撮影中の事故で脊椎損傷の重傷を負い、車いす生活を余儀なくされた滝川。手足の自由も失ったが、「僕がけがをして2年弱、いろんな葛藤であり、家族や仲間の支え、経験したこと、ありのまますべてを書かせていただきました。40年間生きてきて、いろんな思いであったり、滝川英治の人生、半生をつづった1冊。形になって大変うれしく思っております」と喜びをかみしめた。

 事故後すぐに執筆の案が頭に浮かんだという滝川。「けがの3日後くらいには、母親に本を出版する話をしました。母親、家族に対して、なるべく心配をかけたくない、自分自身を鼓舞するという気持ちが強くて…」と出版に至った経緯を明かした。

 今後の活動についても言及。「パラリンピックに関わるお仕事をさせていただきたいというのが一番の目標。パラの醍醐味、奥深さを伝えていきたい」と力強く語った。

 同氏は昨年8月に、小泉進次郎環境相(38)と結婚を発表したフリーアナウンサー、滝川クリステル(42)のいとこ。出産を控えるクリステルにも「読んでもらいたい」とアピールを忘れなかった。