本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。12月9日(月)の生放送は、ASKAさんがゲストに登場しました。本記事では、トーク前編の模様を紹介します。
◆40年ぶりに剣道再開→4段合格→区大会優勝やしろ:率直にまずお聞きしたいんですけど、この「Skyrocket Company」はTOKYO FMの番組なんですけど、今日出て頂けることになった理由っていうのは何かあるんでしょうか。
ASKA:そんな、何をおっしゃいます。お話を頂いて、出して頂いた、もうそれだけですよ。
やしろ:得体が知れない番組じゃないですか。
ASKA:大丈夫です、大丈夫です。本当にありがとうございます。
やしろ:こちらこそ本当にありがとうございます。ということで、実はですね、剣道大会でASKAさんが優勝なさったということで、本当におめでとうございます。
ASKA:どうもありがとうございます。
やしろ:シードを含めた17人のトーナメントを勝ち抜いたということで。
ASKA:うーん、まぁ東京は23区ありますから。
やしろ:北区の大会ってことですか?
ASKA:そうですね。年齢別なんですけど、各区には優勝された方がいらっしゃいますので。例えば東京都の23区でいえば、たまたまそのなかの1区の中の優勝というだけです。
やしろ:でも区大会優勝ということですから、とんでもないことだと思いますけど。
ASKA:いえいえ。
やしろ:高校時代はインターハイで出場経験があり、デビュー後は競技を離れていましたが、昨年に再開して4段を取得したと。剣道を再開した理由というのは?
ASKA:数年前に『Abema TV』で亀田興毅君とお友達になって。今、“興毅”って呼ばせて頂いているんですけどね。彼は世界タイトルマッチでベルトを失って、そのまま引退しちゃいましたけど、大好きなボクサーだったんですよ。テレビに映る彼の姿は“パフォーマンス”だと僕は見抜いていたので、“こんなヤツじゃない。絶対に彼は違うな”と。
やしろ:世間からワーッと言われて叩かれたりしているときも、これはあくまでパフォーマンスだと。
ASKA:そう。だから興毅を見ていると“すごく大変だな、つらいだろうな”って。でも、これをやり切ることが彼のプロとしての見せ方なんだろし、“内面もきっと全然違うんだろうな”ってずっと思っていたんです。で、興毅に会ってみたらやっぱり全然違うわけですよ。目上の人にはしっかり振舞いますしね。
やしろ:あ、そうなんですね。
ASKA:敬語もそうだし、相手のことを気遣ってくれるし、“やっぱりこういうヤツだったのか”ってすぐに仲良くなって。それで一昨年の12月末に興毅を含めて、友人たちがいっぱい集まったんですけど、そのときに“なぁ興毅、お前タイトルマッチが終わった後、引退試合を日本でやっていないじゃない。引退試合を見たいな”と。でも興毅が“いやぁ、ボクシングはもういいです”と。
興毅はわりと頑なに拒んでいたんですけど、“あれっ?”ていう空気が少なからずあったので、思いきって僕が切り出してみたんです。“興毅、俺40年ぶりに剣道を再開して、4段を取ってみるわ”って。そうしたら興毅のほうも“実は本当のことを言うと、1人だけぶっ飛ばしておかなきゃいかん奴がおるんです”と。“じゃあお互いやろうよ”と。で、興毅が今年の5月に引退試合でポンサクレック(・ウォンジョンカム)選手と戦うためにリングに上がったんです。
ASKA剣道大会で優勝! 後押しをした男同士の約束とは?
引用元:TOKYO FM+