世界的な人気アニメのイベントを中京エリア一帯で展開する「エヴァンゲリオン中京圏プロジェクト 名古屋・ささしまライブから世界へ発信」がスタートし10日、中村区のグローバルゲートでオープニングセレモニーが開かれた。会場には高さ6メートルのエヴァンゲリオン初号機立像もお披露目された。
セレモニーでは大村秀章愛知県知事が「インスタ映えするので、多くの人にお越しいただきたい」とあいさつ。河村たかし名古屋市長も「鉄人28号ならよう知っとるけど、面白いもん作ってもらってサンキュー。まじめな名古屋を面白い街にしないと」と期待を込めた。
プロジェクトはささしまライブ地区から名古屋駅方面を臨む街並みが、アニメに登場する「第3新東京市」に似ていることをきっかけに始動した。開局50周年を迎える中京テレビや愛知県と名古屋市、名鉄や中部国際空港など7団体による実行委が主催する。隣接する中京テレビでは1階ロビーにエヴァンゲリオンカフェをオープンし、オリジナルグッズも販売する。また同地区と名古屋駅をつなぐラッピングバスも運行される。車内アナウンスやイラストを用いた内装にも注目だ。
名鉄は14日から3月9日まで、エヴァンゲリオンの初号機をモチーフにした特別仕様のミュースカイを走らせる。加えて沿線を巡るスタンプラリーを展開し、名古屋駅前のナナちゃん人形も劇中のキャラクターに変身させる予定だ。中部国際空港にはすでに、金色で高さ3メートルの初号機も展示されている。2月21日~3月21日には有料の原画展を開催する。一連のイベントは3月31日まで。
エヴァンゲリオン初号機が名古屋に完成 エヴァカフェやオリジナルグッズ、ラッピングバスも
引用元:中日スポーツ