『伝説のお母さん』大地真央が“魔王”に 側近役で村上新悟も出演

引用元:オリコン
『伝説のお母さん』大地真央が“魔王”に 側近役で村上新悟も出演

 NHK総合で放送予定の新ドラマ『伝説のお母さん』(2月1日スタート、毎週土曜 後11:30~11:59、全8回)に、魔王役で大地真央、その側近役で村上新悟が出演することが発表された。

【写真】赤ちゃんを抱っこする主演の前田敦子

 同ドラマは、かねもと氏の同名漫画が原作。その昔、勇者とともに魔王を封印した伝説の魔法使いがいた。平和を取り戻した世界で彼女は、8ヶ月の赤ちゃんを育てる新米ママとなっていた…。待機児童にワンオペ育児…“無理ゲー”な問題山積みの子育てを“ファンタジーなのにリアル”に描く。

 主人公・メイ(前田敦子)たちが立ち向かう、魔界を支配する王、魔王。大地は「真央だけに魔王役のオファーをいただいたのでしょうか(笑)」と、コメント。

 本作の魔王は、侵略のため人間を研究するも、魔族は雌雄同体であるため、「男だから」「女だから」という概念が理解できないキャラクター。

 「監督からもジェンダーレスで…というお話がありましたが、まずはインパクトのある魔王ビジュアルをスタッフの方と相談しながら、前髪のカーブや、メイクのトーン、まつげの色、衣装など、魔王の個性を表す細かいところまで考え、喋りかた声なども含め今回の魔王像を創りあげていきました。女であり、男であり、女でもなく、男でもない、そして人間でもない、一筋縄ではいかない魔王です」と、大地。

 物語の中では、人間界の「ショウシカ」「ワンオペ」「タイキジドウ」に付け入った奇策を弄する。「…愚かな人間どもめ」「人間は複雑怪奇だ…」が口癖だ。
「このドラマの一番奥深いテーマを語っていたり、敵でありながら、今の子育て世代に一番共感してもらえるのは実は魔王かも!?」と、語っている。

 一方、村上といえば、大河ドラマ『真田丸』(2016年)で、上杉景勝の有能な家臣・直江兼続を演じ、そのイケメンボイスが話題になった。本作では“魔王”に仕えることに。いつもクールで、緻密な作戦を実行し、魔王を驚かせることが密かな喜びとしている、兼続をほうふつとさせるキャラクター。日々人間研究に勤しみ、人間社会の矛盾や弱点を、非常に良い声でプレゼンする。