笠井信輔アナ「東京五輪を一つ目標にしている」 悪性リンパ腫からの復帰に強い意欲

引用元:スポーツ報知
笠井信輔アナ「東京五輪を一つ目標にしている」 悪性リンパ腫からの復帰に強い意欲

 19日放送のフジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜・後1時45分)では、悪性リンパ腫を公表した元同局でフリーの笠井信輔アナウンサー(56)に、長く同局系「とくダネ!」で共演してきた大村正樹フィールドキャスター(52)がインタビューしたもようを伝えた。

 病名が「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」で、医師から「一般的には生存率6割ぐらい。笠井さんは若いので7割ぐらいの生存率の中に入るよ、頑張っていきましょう」と告げられたということを受け、笠井アナは「3割の方が亡くなるっていうのは結構大きな数字だよね」とポツリ。それでも「そこに負けてはいられないので。自分はそうならないっていう気概で頑張りますよ」と明るい声で話した。

 痛みについては「物を拾うときに肩が痛くて、最近は子どもに拾わせるんだけど。腰が痛かったり、肩が痛かったり…今日はお尻が痛くて、貼るカイロを貼ってる。カイロを貼ると痛みが緩和されるの」と話し、鎮痛剤を飲みながら仕事をしていると明かした。「市販薬の中ではい一番効くっていうのを飲んでる。4~6時間くらい効くので、仕事の2時間前くらいに飲む。今日はまだギリギリ効いてる」と具体的に説明した。

 医師からは4か月くらい抗がん剤治療のために入院、その後2か月くらい自宅療養という流れを示されている。復帰について笠井アナは「東京五輪を一つ目標にしている」と宣言。「健康体の象徴みたいなイベント。今までそんなに意識してなかったんだけど、病気になってからはものすごくあそこ(東京五輪)を意識するようになって、あの時までには帰ってきて、仕事として何らかのかかわりを持ちたい」と意欲を語った。

 「選手にインタビューしたいとか、そこまで言わないんだけど、何かそういう五輪盛り上げ番組のちょっと片隅にいるとか、イベントに参加するとか」と控えめに復帰の青写真を示し、「自分もこれまで、五輪のメダリストのインタビューイベントとか何回かやったことある。そこを目標に復活したい」と力強い言葉で話した。

報知新聞社