相楽晴子、ハワイ島で電力の供給を受けないオフグリッド生活「断捨離してみる?みたいな」

引用元:スポーツ報知
相楽晴子、ハワイ島で電力の供給を受けないオフグリッド生活「断捨離してみる?みたいな」

 9日放送のフジテレビ系「直撃!シンソウ坂上」(木曜・後9時)に女優・相楽晴子(51)がVTR出演。米ハワイ州のハワイ島で、電力会社から電力の供給を受けない「オフグリッド生活」を送る様子を公開した。

 16歳で芸能界デビュー、「スケバン刑事2」などのドラマ出演のほかバラエティー番組などでも活躍していた相楽は、1995年に渡米し結婚。出産を機に女優を休業してロサンゼルスで暮らしていたが、2003年にハワイ・オアフ島に移住。昨年1月からはハワイ島で、夫のゲイリーさん(61)と“ほぼ自給自足”の生活を送っている。

 舗装のない道を進んだ先にある相楽の自宅は「家じゃないよね、小屋だよ。屋根はトタンだし壁もベニヤ1枚。毎日がキャンプのような我が家ですけど」と話すように質素な建物だが、所有する土地は3エーカーと東京ドームのグラウンド部分1個分の広さ。これを「日本円で1000万円」で購入したという。

 ここでは、屋根の上にある4枚のソーラーパネルで作った電力を8個のバッテリーに蓄電し家の中に供給。水は雨水をパイプを通して貯水槽へため、ろ過して生活用水に。さらに炭のフィルターの入った浄水器で飲み水にしている。ガスはプロパンガスを使用、シャワーなどお湯も使える。

 食べ物はスーパーマーケットへ買い出しにも行くが、ロング大根が1本約550円するなど「ハワイの物価は決して安くない」。ピーマンやニンジン、アップルバナナなど現在約40種類の野菜や果物をお試し栽培中で、それでほぼまかなえているという。

 電話の電波が届かないため「5Gのケーブルが来てます。それが一番お金かかってるかもしれない、ウチの支払いの中で」。そのケーブルを使ってテレビも見られるが、テレビは置いておらず見ていない。

 そんな生活についてゲイリーさんは「ストレスなし。車も何も音がしない。虫の音だけ」。娘のジョイさんは「4年ロサンゼルスに住んでいるんだけど、楽しいけど結構飽きる」と大都市での生活について語り、ハワイ島での生活を「The beauty of doing nothing(何もしない美しさ)」と表現した。相楽は「私はこの生活で楽しさが長く続いている。発見があるから、まだ全然飽きてない」と大満足の様子だった。

 決断したきっかけは、ジョイさんが高校卒業後に「ロサンゼルスに行きたい」と言ったこと。「ポンといなくなっちゃったもんだから、2人での生活ならコストもドンと下がるし、大きなお家もいらなくなるし、なんかいろいろ断捨離してみる?みたいな。第3の人生が始まりますっていう、幕が上がってしまったんですね私の中で」と相楽。オアフ島の生活では家族3人で1か月50万円近くかかっていたが、ハワイ島でオフグリッド生活をする先輩から「娘が2人いるけど10万円もあれば(生活できる)」と聞き、オアフ島脱出を計画したという。

 今は「もうどうか裏庭に私を埋めてください、木の下に。あそこにお墓を立てたいくらい」とハワイ島に骨をうずめるつもりだという。旧知の間柄の番組MCの坂上忍(52)には「もし芸能界で疲れたら、我が家に泊まりに来てください。癒やしてお帰ししますよ」とメッセージを送った。

 スタジオでこのVTRを見た坂上は「いや~、ちょっとびっくりしちゃった。若い時、一緒に飲みに行ったこともあるし、まさかね、あんな方向に進むとは到底考えられなかった」と、かつての仕事仲間の変貌に驚いていた。 報知新聞社