ハワイ島で“オフグリッド生活”を送る元人気タレント・相楽晴子さんの今

ハワイ島で“オフグリッド生活”を送る元人気タレント・相楽晴子さんの今

今、さまざまな芸能人が海外や地方へと移住している。

1月9日(木)放送の「直撃!シンソウ坂上」(フジテレビ系)では、「あの美女たちの海外・離島移住生活のシンソウスペシャル」と題し、元人気タレントの相楽晴子さん、女優・田中律子さんらに密着した。

【画像】「何もしない美学」にたどり着いた相楽晴子が送る“オフグリッド生活”

“オフグリッド生活”とは…?

アメリカ・ハワイ州の中で一番大きな島・ハワイ島に移住した相楽さん、51歳。

16歳で芸能界デビューして35年。ドラマ「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」の“ビー玉のお京”役で女優としてブレイク。アイドル歌手として歌番組にも出演し、陽気で人懐っこいキャラクターが受け、バラエティー番組のMCとしても活躍。

そんな相楽さんは1995年に結婚して渡米。ハワイ・オアフ島でツアーコーディネートの仕事をしていたが、2019年に自身の会社のHPに「ハワイ島に移住し、オフグリッド生活を始めました」と一旦仕事を休止する告知を掲載。

“オフグリッド生活”とは、電力会社の電気を使わない生活のこと。番組では、ハワイで“オフグリッド生活”を送る相楽さんに密着した。

どんな場所で暮らしている?

相楽さんの新居はハワイ島東部・ヒロの街。

未舗装の道を10分弱、ヒロの街から20分ほどで入り口らしき場所へ。昨年1月15日に引っ越してきて3ヵ月で見つけて即買いしたという新居は森の奥地にあった。自身が「屋根はトタン、壁はベニヤ1枚で全然豪邸じゃない(笑)」と語る通り、質素な作りの平屋建ての建物だ。

到着すると相楽さんが「ゲイリー!ジョイちゃん!」と呼び掛けて出てきたのは、夫のゲイリーさんと娘のジョイさん。普段はカリフォルニアにいるというジョイさんは、たまたま里帰りしていた。

写真集の撮影で出会い、ロサンゼルス在住のゲイリーさんと結婚した相楽さん。ジョイさんを出産してからは女優業を休止し、8年後の2003年、オアフ島に転居。

ツアーガイドや撮影のコーディネートなどをする会社を立ち上げ、夫婦二人三脚で仕事に励んできた。そして、1年前に“オフグリッド”宣言をしてハワイ島へ。

家は庭付き平屋建ての1LDKで、夫婦で改造したリビングとキッチン、ユニットバスにベッドルームがあるだけという必要最低限の間取り。不定期の仕事の収入と貯金だけで暮らし、“ほぼ”自給自足の生活だという。

東京ドームのグラウンド約1個分だという3エーカーの土地を即買いした理由を相楽さんは「決め手は木がないこと。いつでも私が好きなように植物を植えたり、好きなように小屋や家を建てたりすることができるのがいいなと思いました。(値段は)日本円で約1000万円。安いでしょ」と明かした。

こんな広い土地で相楽さんは何をしようとしているのか。「最初はグランピングサイトもいいかなと思ったけど、やっぱり農園?英語でフードフォレストと言って、森の中の植物は全部食べられるものにして、来た人が自分で収穫したり、ジュースを作ったり、それを楽しめる場所にしたい」と語った。