大野慶人が敗血症のため81歳で死去

大野慶人が敗血症のため昨日1月8日に死去した。81歳だった。

大野慶人は1938年東京生まれ。舞踏家の故・大野一雄を父に持ち、1959年に土方巽の「禁色」で少年役を演じたのち、1960年代に暗黒舞踏派公演に参画。1969年の初リサイタル後に舞台活動を中断するが、1985年に「死海」で大野一雄と共演しカムバックした。1986年以降は大野一雄の全作を演出。近年では2013年にソロ作品「花と鳥」を発表し、2014年にヨーロッパ、2015年にブラジルを巡演した。

なお葬儀は近親者のみで執り行われ、後日お別れの会が実施される予定だ。