ツナ vs XANXUS“死ぬ気”のリング争奪戦ついに完結 『リボステ』vsヴァリアー編part2 ゲネレポ

引用元:2.5ジゲン!!
ツナ vs XANXUS“死ぬ気”のリング争奪戦ついに完結 『リボステ』vsヴァリアー編part2 ゲネレポ

2020年1月6日(月)に開幕する『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE -vs VARIA part2-に先立ち、囲み会見及びゲネプロがおこなわれた。

「2.5ジゲン!!」では劇中写真とともにゲネプロの様子と囲み会見の全コメントを紹介する。約半年のときを経て再び火蓋が切って落とされた10代目ボスの座をめぐるリング争奪戦。ボンゴレファミリーとヴァリアーの熱いバトルの様子を想像しながら楽しんでほしい。 ツナ vs XANXUS“死ぬ気”のリング争奪戦ついに完結 『リボステ』vsヴァリアー編part2 ゲネレポ XANXUS(演:林田航平)がボスたる所以を感じる佇まい

映像×生身の演技が醸し出すリボーンらしさはパワーアップ! 舞台化に説得力をもたせる演出が目白押し

つい半年前。「これぞヴァリアークオリティ」と興奮のまま、シリーズ前作のゲネプロレポートをお届けした。

今作でも、もちろんヴァリアークオリティは変わらず依然圧倒的な威圧感を放つヴァリアーだが、その自信とは裏腹にうまくいかない焦りのようなものも感じ取れた。ヴァリアーとしての誇りとXANXUSの憎しみ、そしてツナ率いるボンゴレファミリーへの得も言われぬ感情。彼らが放つオーラのなかに、前作の前半戦冒頭とはわずかな色の違いが見て取れたのが印象的だった。一方、修業とリング争奪戦前半戦を経て驚異的なスピードで成長をしているボンゴレファミリーの面々。

主人公とその守護者として、次第に抱えるものが重たくなるこのバトルにおいて、彼らが次の世代を担う者として選ばれた理由が視覚化される戦いでもある。その資質が垣間見える瞬間が、なんともたまらない。当時アニメを見ていたファンは、あのアニメサントラが脳内に鳴り響くこと必至だろう。 ツナ vs XANXUS“死ぬ気”のリング争奪戦ついに完結 『リボステ』vsヴァリアー編part2 ゲネレポ 笹川了平(演:上杉 輝)・山本 武(演:山本涼介)・獄寺隼人(演:原嶋元久)ののほほんとしたやりとりはホッと出来る瞬間。後半では守護者としての頭角を現す 前作で描かれた雷・晴・嵐・雨のリング戦は、分かりやすい1対1の肉弾戦である。それに比べ、今作で待っている戦いは「どう舞台化するのだろうか?」と、想像のつかないシーンが多い。観劇を待つファンも期待と不安が入り混じっていることだろう。

原作ファンでもある筆者が感じた感動は読者にもぜひ劇場で体感してもらいたいため、このゲネプロレポートでは多くは語らない。劇中写真も、極力演出が分かってしまうものは避けている。

しかし、映像を巧みに使いながらも、役者の熱を生かしたリボステらしさは健在していることだけはお伝えしておきたい。観客の脳内イメージを、映像を使ってうまくステージ上とリンクさせながら、そこで演じている者たちの死闘を浮き彫りにしていた。