STU48、極寒の砂浜でド迫力“最強群舞” 振付・辻本知彦氏「テイク100超え」

引用元:オリコン
STU48、極寒の砂浜でド迫力“最強群舞” 振付・辻本知彦氏「テイク100超え」

 瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ・STU48の4thシングル「無謀な夢は覚めることがない」(29日発売)のミュージックビデオ(MV)、新ビジュアル、ジャケット写真が8日、一挙公開された。

【動画】STU48、極寒の砂浜で“最強群舞” 辻本知彦プロデュース

 MVの撮影地は「日本のウユニ塩湖」とも呼ばれ、瀬戸内屈指のインスタスポットとして話題の香川県「父母ヶ浜と、神秘的な風景の岡山県「牛窓オリーブ園」の2ヶ所。父母ヶ浜では、干潮時の砂浜の上で選抜メンバー16人が大人数のダンサーを率いてド迫力の“最強群舞”を披露する。「瀬戸内海の天空の鏡」と言われる潮たまりに、メンバーが夕焼けと共に映し出される絶景シーンも見どころだ。

 STU48の新境地を切り開くダンスシーンの撮影は、昨年12月、真冬の砂浜で、裸足で行われた。振付は昨年末の『日本レコード大賞』で大賞に輝いたFoorin「パプリカ」などを手がけた世界的ダンサー・辻本知彦氏が担当。STU48の振付は2ndシングル「風を待つ」(昨年2月発売)以来2度目となる。辻本氏は「テイク回数100回は超えていたと思います、時間のない中リハーサルと撮影で大変だったと思います、ありがとうございました。踊りも武器に、夢に向かい挑戦し続けて欲しいなと思います」と激励した。

 2019年のSTU48は、日本初の船上劇場の就航、初の全国ツアーの開催、2期研究生の加入といった大きなトピックが連続した。2020年は「これまでの自分たち=額縁」を踏破し、新たな世界へ進むという誓いを込め、MVのラストは4作連続でセンターを務める瀧野由美子が額縁を豪快に蹴り飛ばして締めくくる。瀧野は「雨に濡れての撮影でしたが、今までの枠をいい意味で壊していけたらいいなと思いながら蹴りました!」と渾身の蹴りを振り返った。

 キャプテンの岡田奈々(AKB48兼任)は「今までのSTU48のシングルの中で1番攻めた楽曲・MVになっていると思います!」と自信たっぷり。「朝・夕方・夜と潮の満ち引きが激しい父母ヶ浜の砂浜で何度もダンスシーンの撮影をして、大変な思いをした甲斐がある素晴らしい完成度に感動しています…。個人的には夕陽が沈む中、メンバーと手を繋ぐシーンが大好きです」とコメントしている。

 なお、アーティスト写真およびジャケット写真は、MVと同じく父母ヶ浜で撮影。瀬戸内の海を背景にメンバーの女性としての美しさがより引き立つ仕上がりに。劇場盤ジャケット写真はMVでも印象的な夕陽のシーンが採用された。