悪性リンパ腫闘病の笠井信輔アナ、堀ちえみのテレビ復帰に涙…勇気もらう「髪の毛が抜けたくらいなんだ!」

引用元:スポーツ報知
悪性リンパ腫闘病の笠井信輔アナ、堀ちえみのテレビ復帰に涙…勇気もらう「髪の毛が抜けたくらいなんだ!」

 悪性リンパ腫で闘病中の元フジテレビ・笠井信輔アナウンサー(56)が8日までに自身のSNSを更新。抗がん剤治療の影響で髪が抜け始めたことを明かすとともに、昨年舌がんなどの手術を受けたタレントの堀ちえみ(52)がテレビ復帰した7日放送のテレ朝系「徹子の部屋」(月~金曜・正午)を視聴したことを報告した。

【写真】笠井信輔アナ「丸刈り…勇気なかった~!」

 笠井アナはインスタに「髪の毛がぬけました!ついに来たかという感じです」とコメント。「早速用意していた使い捨てヘアキャツプをかぶりました」とキャップをつけたショットをアップし、「膝に落ちた髪の毛なんて見たくないと思いますが、一応記録としてね」と抜け落ちた髪の毛の写真も投稿した。

 また7日更新のブログでは「『徹子の部屋』堀ちえみさんに涙」のタイトルで記事を投稿。入院中の病室で番組を見たそうで「なんて言えばいいんだろう。涙がとめどなく流れてきて、放送中ずっと泣いてました。途中、医療スタッフの方が病室に入ってきたのですが、私の様子を見て、そのまま出ていってしまいました。涙で顔がグチャグチャだったんです」と号泣したことを明かした。

 「堀さんは凄いです。いちばん共感したのは手術をしたくなかったので、『これで自分の人生終わっても仕方がない』と、お話した部分」といい、「実は私も、『生存率7割』と担当の先生から聞いた後、『死ぬかもしれないと、うろたえるよりも、死を覚悟した方が明るく生きられる』と思っていたんです」と笠井アナ。

 それでも堀が高校生の娘から「自分はまだ母さんと16年しか一緒に暮らしていない」と言われて手術を決断したのと同様に、自身も16歳の息子のために「死んじゃダメだよな」と思い直したという。

 その上で「フリーになったばかりで、これから半年間、長ければ1年の闘病、と考えるだけで怖気づいていた自分が恥ずかしくなりました。『髪の毛が抜けたくらいなんだ!』と心の底から思いました。堀ちえみさんには感謝しています」とつづった。

 昨年2月に舌がん、4月に食道がんの手術を受けた堀は番組で術後初めて肉声を披露。「大変でしたけど、無事戻ってきました」と懸命な口調で第一声を発し、「ライブができればいいな」などと意欲を示した。 報知新聞社