若者のテレビ回帰へ「有吉の壁」水曜ゴールデンでレギュラー化　日テレ春改編は今回書面発表

　日本テレビは6日、4月期の番組改編を発表した。改編にあたっては「テレビをオフからオンにしていただける積極視聴コンテンツの編成をテーマに改編をした」とし、テレビ離れが進む若者らのテレビ回帰や次世代視聴者の開拓を狙った番組編成を進める。

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　今期改編の大きな目玉となるのが、特番として放送されてきた、有吉弘行（45）が司会のお笑い番組「有吉の壁」を水曜午後7時からの新番組としてレギュラー化。お笑いに特化した番組でお笑い好きの若者たちの視聴獲得を図る。

　また、在宅している若者層の掘り起こしを狙って、日曜日の情報番組「シューイチ」（午前7時30分）と、嵐の二宮和也（36）が出演するバラエティー「ニノさん」（12時45分）の放送枠をそれぞれ30分拡大。「ニノさん」は4月5日から日曜午前10時25分に枠移動して、他局のワイドショーとの差別化を図る。改編発表は通常、記者説明会として開かれているが、今期は新型コロナウイルス感染拡大の影響で書面での発表になった。