小西遼生、役にのめり込み前回出演時の記憶失う 「全身全霊でやる作品」と力説

引用元:オリコン
小西遼生、役にのめり込み前回出演時の記憶失う 「全身全霊でやる作品」と力説

 俳優の小西遼生が7日、都内で行われたミュージカル『フランケンシュタイン』の囲み取材に出席。2017年にも出演していたが、全く記憶に残らないほど役にのめり込んでいたことを明かし、共演者らを驚かせた。

【写真】舞台衣装で登場した小西遼生ら

 囲み取材にはそのほか、中川晃教、柿澤勇人、加藤和樹も出席した。それぞれが3年前の思い出などを振り返っていたが、小西は「みんな3年前のことを結構覚えている感じがするんですけど…」と苦笑いを浮かべつつ、「僕は(今回の)稽古が始まった時、全然思い出せなかった(笑)。『あれ、こんなことやったっけ?』の連続で、どのシーンも新鮮に稽古をやった」と告白。続けて「やってみて分かったのは、魂が抜けるんですよね。魂と記憶が抜けていくくらい全身全霊でやる作品なんだと思い出しました」と語り、前回の記憶が残っていなかった理由を説明した。

 また料理の話題になり、小西に話が振られると「最近はよく作る。外で食べると栄養のバランスが偏る。なのでブロッコリーを茹でたり、できるだけ糖質のないものを作ったりする」と健康に気を遣っていると話した。しかし、ラーメンが得意という加藤から1キロのチャーシューをプレゼントされたそうで、「チャーシュー丼を作ってしまった。バランスも何もない(笑)。むさぼり食べましたね」と少し顔を赤らめていた。

 本作はゴシックロマンの名著「フランケンシュタイン」を大胆なストーリー解釈と流麗にしてメロディアスな音楽でミュージカル化。メインキャスト全員が1人2役を演じるというトリッキーな演劇的作劇も相まって、2017年の日本初演では熱狂的な支持をもって迎えられたグランドミュージカルが待望の再演となる。あす8日から30日まで日生劇場にて上演される。